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デザインが優れているのは認めざるを得ないだろう。ヒョンデがカッコいいクロスオーバーミニバン、「スターゲイザーX」を発表。三菱エキスパンダーの対抗車

2023/08/22

デザインが優れているのは認めざるを得ないだろう。ヒョンデがカッコいいクロスオーバーミニバン、「スターゲイザーX」を発表。三菱エキスパンダーの対抗車

| さらにヒョンデは「消費者がどういった装備を欲しがるか」というマーケットイン型の開発を行っている |

戦略としては「非常に優れている」とも考えられる

さて、いつの間にかその高いデザイン性をもって「ぼくの中での要注目自動車ブランド」となってしまった韓国ヒョンデ。

アジア市場における特定の顧客ニーズをカバーするためにそのラインナップをを拡大し続けており、その最新の例がインドネシア・インターナショナル・オートショーにて公開された「スターゲイザーX」。

見ての通りミニバン+SUVといったいでたちで、現地で大人気の三菱Xpander Cross(エキスパンダークロス)に対抗する3列シートMPVといった位置づけです。

Hyundai-Stargazer (7)

ヒョンデ・スターゲイザーXはこんなクルマ

なお、ベースとなる「スターゲイザー」は1年前に発表されており、今回発表されたのは「X」の名称を持つ通りクロスオーバー風の外観を持つモデル。

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フロントの変更点だとプレスラインが変更されたボンネット、クロームパターンが施されたフロントグリル、スプリットヘッドライト周辺のブラックトリムなど。

さらには高められた車高にボクシーなホイールアーチとサイドスカート全体におよぶ樹脂製のクラッディングが特徴的で、切削加工が施された17インチホイールとルーフレールも追加されています。

Hyundai-Stargazer (2)

車体後部だとリアスポイラーが拡大されるほか、樹脂製のスキッドプレートがアクティブな印象を醸し出しているようですね。

Hyundai-Stargazer (5)

なお、クロスオーバーモデルといえども「泥臭さ」を感じさせないスマートで洗練されたデザインを持っており、こういったスタイリングは現地で高い人気を獲得することになるのかもしれません(聞くところによると、インドネシアでは都会的でファッショナブルなイメージが好まれるという)。

Hyundai-Stargazer (6)

ボディサイズは4,495ミリ、全幅1,815ミリ、全高1,710ミリ(最低地上高は200ミリ)となっており、ベースとなるスターゲイザーよりやや大きくなったといえども依然としてコンパクト。

搭載されるエンジンは115馬力を発生する1.5リッター4気筒、トランスミッションは6速マニュアルかCVT、駆動輪は前輪のみ。

ヒョンデ・スターゲイザーXのインテリアはこうなっている

そしてこちらはスターゲイザーXのインテリアですが、コンパクトなボディサイズながらも3列シートを持っており、2列目にキャプテンシートを選ぶかどうかで、6人乗りか7人乗りかを選択可能。

8インチ・インフォテインメント・タッチスクリーン、4.2インチ液晶メーター、アンビエント照明、Boseオーディオシステム、(基本的な)ADASが装備され、つまりは「かなり」装備が充実しています。

Hyundai-Stargazer (4)

実用面では、ダッシュボードに内蔵されたトレイ、イルミネーション付きカップホルダー、シートバックにはポケットと折り畳み式テーブルといった具合にやはり「充実した内容」を持っていて、様々な消費者の嗜好に対応できそうに思います。

トランク容量については全座席を使用した場合で200ℓ、3列目を折りたたむと容量は585ℓにまで拡大。

スターゲイザーXの価格は338,600,000ルピア(現在の為替レートにて332万円)からのスタートですが、参考までに、ベースとなった通常のスターゲイザーは259,600,000ルピア(約247万円)という求めやすい開始価格となっています。

Hyundai-Stargazer (3)

ヒョンデ・スターゲイザーXを紹介する動画はこちら

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参照:Hyundai Motors Indonesia

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