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ヒョンデがカッコよすぎる新型ソナタを発表!悔しいが最近のヒョンデは日本の自動車メーカーに対してデザイン的優位性を持ちつつあると認めざるを得ない

ヒョンデがカッコよすぎる新型ソナタを発表!悔しいが最近のヒョンデは日本の自動車メーカーに対してデザイン的優位性を持ちつつあると認めざるを得ない

| 日本の自動車メーカーは工業製品としての品質と生産効率に高いプライオリティを置いており、しかしヒョンデはデザインをトッププライオリティに据えているようだ |

そのためヒョンデ、傘下のキアではデザイナーが非常に強い発言力を持っている

さて、韓国ヒョンデがそのミッドサイズセダン「ソナタ」にフェイスリフト(マイナーチェンジ)を実施。

ただしその外観はフルモデルチェンジにも等しいもので、実際にヒョンデは今回のフェイスリフトについて「フェイスリフト以上の変更」だとコメントしています(ただしその詳細は現時点では発表されていない)。

この新型ソナタはヒョンデのデザイン哲学である「センシャス・スポーティネス」を全身で表現していることが特徴で、第2世代の「コナ(KONA)」からインスピレーションを得たデザインを持っており、フロントには車幅いっぱいのLEDライトバー”シームレス・ホライゾンランプ”を採用しています。

ヒョンデがさらに格好良くなった新型「コナ」発表!「シームレスホライズンランプ」を持ち、日本で発売されればけっこう売れそうだな
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新しいヒョンデ・ソナタはこんなクルマ

なお、このシームレス・ホライゾンランプは文字通り”シームレス”つまり接合部がない一本モノ。

つまり「フロントをぶつけると」とんでもない修理費用が必要になるのだと思われますが、それはさておいて実際のヘッドライトはその下のフロントバンパー内部に組み込まれます。

オメガデザインのエアインテーク周辺はランボルギーニ・ウルスっぽく、六角形のメイングリルはカローラなど一部トヨタ車を連想させないでもないですが、この新型ソナタの印象を一言でいうと「カッコいい」。

Hyundai-Sonata (3)

参考までにフェイスリフト前のソナタはこんなデザインを持っていて、フルモデルチェンジならいざしらず、フェイスリフトでここまで大きく外観を変えてきたということには驚きを禁じえません。

なお、新型ソナタはヘッドライトやバンパーだけではなく、このデザインを実現するためにフロントフードまでをも新調するという力の入れようで、デザインの再現性に掛ける意気込みも伝わってくるかのようですね。。

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そしてこちらは新型ソナタのリア。

LEDライトバー(ヒョンデの「H」を表しているようだ)が与えられ、その周辺の処理が変わり(未来的になった)、リアディフューザーはスポーツカー顔負けの大胆なデザインに。

Hyundai-Sonata (2)

フェイスリフト前はこんな感じで、「フロントほど」はデザインが変更されていないようですね(それでも、一般的なフェイスリフトの範疇を超えている)。

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新型ヒョンデ・ソナタのインテリアはこう変わった

そして新型ヒョンデ・ソナタのインテリアにも大きな変更が加えられ、メーターは新しく設置されたパノラミックカーブディスプレイに収められていますが、このディスプレイは12.3インチのメーター、そして12.3インチのインフォテイメントスクリーン部分とに分かれます。

Hyundai-Sonata (5)

加えてギアセレクターが「レバー」からバイワイヤ方式の「スイッチ」へと改められ、すっきりとした未来的かつ先進的な雰囲気へと生まれ変わったようですね。

Hyundai-Sonata (4)

現在ヒョンデのデザインをコントロールしているのはランボルギーニやベントレーにてチーフデザイナーを務めたルク・ドンカーヴォルケ氏ですが、ヒョンデは非常にデザインを重要視しており、優れたデザインを実現するためにはコストを制限していないようにも思われ(このあたりはルッキズム重視の韓国らしい部分でもある)、もしかするとそのデザインをもって日本の自動車メーカーに対する世界的な優位を築くことになるのかもしれません。

なお、このルク・ドンカーヴォルケ氏は現在ヒョンデにて副社長レベルの要職にあるといい、傘下のキアでは長年(アウディTTをデザインした)ペーター・シュライヤー氏が社長を務めてきましたが、こういった「デザイナーが自動車メーカーのトップもしくはそれに準ずるポジションにある」ケースは他では見られないんじゃないかと思います。

Hyundai-Sonata (6)

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