>その他の国の自動車メーカー

「インド初のハイパーカー」、アザニが予約受注開始!1000馬力、0−100キロ加速2.1秒、最高速322km/h、航続距離は523km。絶対に発売は無理じゃろ・・・

2021/08/08

 

「インド初のハイパーカー」、アザニが予約受注開始!1000馬力、0−100キロ加速2.1秒、最高速322km/h、航続距離は523km。絶対に発売は無理じゃろ・・・

| なぜこういった実現不可能に思える計画が続々登場するのか不思議でならない |

資金を集めるための詐欺なんじゃないかと思ってしまうことも

さて、とにかく現在は世界中にて新興ハイパーカーやスーパーカーメーカーがニョキニョキ誕生していますが、今回紹介するミーンメタル・モータースもそのひとつ。

ただ、これまでの新興メーカーと異なるのは、このミーンメタル・モータースが「インド拠点」ということ。

インドは自動車市場としては「非常に大きい」とされながらも市場にて販売されるのはほとんどが小型車ばかりで、こういったハイパーカーの企画は「相当に珍しい」と認識しています。

実はこの会社は以前にもハイパーカーを計画している

参考までに、このミーンメタル・モータースは2015年に「インド初」と銘打ったハイパーカー「M-ZERO(下の画像)」を発表していますが、こちらは指紋認証など先進機能を持つとされ、しかし未だに実現していない模様。※にもかかわらず、今まで会社が存続できていることが不思議

さらに参考までに、このミーンメタル・モータース M-ZEROと同時期に、別のメーカーが発表した「インド初のスーパーカー」、DCアバンティなるクルマ(下の画像)も存在したものの、こちらも実現していないように思います。

0-100km/h加速2.1秒?

そして話を今回のミーンメタル・モータースが発表したハイパーカーに話を戻すと、これは「アザニ(Azani)」と命名されており、搭載されるエレクトリックモーターは1,000馬力を発生、そして0-100km/h加速はなんと2.1秒だと言われます。

ただ、ちょっとびっくりするのは、ぼく自身が「1,000馬力」と聞いてももう驚かなくなったということ。

フェラーリも普通に1,000馬力のクルマを販売していますし、もはやハイパーカーは「2,000馬力」に近い次元での争いを繰り広げており、まるで少年ジャンプに掲載されるバトル漫画のようにパワーがインフレしてしまっていて、「あっそう、1,000馬力なの・・・。それで?」くらいの感覚になってしまっているわけですね。

33

その他の数字だとトルクが738ポンドフィート(1,000ニュートンメートル)であることに加え、最高速度が220マイル(322キロ)、さらに120kWhのバッテリーパックは1回のフル充電で最大325マイル(523km)の走行が可能だとされ、これらの数値は「にわかには信じがたい」レベル。

とくに0-100km/h加速2.1秒というのはテスラ・ロードスターの1.85秒やリマック・ネヴェーラの1.9秒に対しても大きく劣るものではなく、ブガッティ・シロンの2.5秒に対しては大きなアドバンテージを誇ります。

2

このミーンメタル・モータース・アザニ(アザーニ?)はスケートボード型アルミニウム製シャシーを採用し、モジュラーコンポーネントを使用することでサプライヤーのマージンを25%減少していると紹介され、ほかには「マイクロファクトリーにAIを導入して効率化とコスト削減を図っている」こと、「無線によるアップデート対応」可能なことなどがアナウンスされていますが、もっとも驚かされるのはすでに予約を開始していること(絶対に発売できないだろうな・・・)。

1

合わせて読みたい、新興ハイパーカー関連投稿

上述の通り、世界中には様々なハイパーカー計画があり、たとえばフィリピン初のハイパーカー「インフェルノ」、シンガポーつ初のハイパーカー「デンドロビウム」はどこに行っちゃったんだろうな、と思ったりします。

また出た新興ハイパーカー!ただし今度はルノーやロータスF1チームの監督が設立に関わった「モランド・カーズ」
また出た新興ハイパーカー!ただし今度はルノーやロータスF1チームの監督が設立に関わった「モランド・カーズ」。ピュアエレクトリック版だと1,950馬力

| ハイブリッド版とピュアエレクトリック版が存在し、価格は2億7600万円、限定73台 | さて、続々出てくる新興ハイパーカー計画ですが、今回はスイスのモランド・カーズ(Morand Cars)社から ...

続きを見る

英国から1,100馬力の新興ハイパーカー、ヴィリテック・アプリケール登場
英国から1,100馬力の新興ハイパーカー、ヴィリテック・アプリケール登場!「電気自動車は2つの問題がある。だから我々は代わりに水素電池を使う」

さて、英国のエンジニアリング企業、ヴィンテック社が「水素燃料電池搭載の」ハイパーカー、”アプリケール”を発表。これは同社の水素燃料電池技術力を示すショーケースとして企画されたもので、およそ2億円を支払 ...

続きを見る

エレクトロンQuasar
またまた新興ハイパーカー登場!0−100km/h加速は世界最速の1.65秒、最高速450km/hの「エレクトロン・クエーサー」

| エレクトロン・クエーサーの価格は2億6000万円。2023年には納車が開始されるというが | さて、雨後のタケノコのようにニョキニョキ現れる新興スーパーカー/ハイパーカーメーカー。今回発表されたの ...

続きを見る

新興スーパーカー、ナラン・ハイパーカー
また出た新興ハイパーカー!今度は1050馬力、0-100km/h加速2.3秒の「ナラン・ハイパークーペ」。デザイナーはアポロIEと同一人物、インテリアはアストンから

| 見たところクオリティはかなり高そう。「走るアート」を目指しているようだ | さて、どんどん出てくる新興スーパーカー/ハイパーカーですが、今回は「ナラン・オートモーティブ(Naran Automot ...

続きを見る

参照:Mean Metal Motors

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->その他の国の自動車メーカー
-, , , ,