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【動画】ロレックス・サブマリーナのスーパーコピーはどのくらいの精度を持つのか?時計技師が分解し再組み立て→誤差を計測してみると?

| 最近のコピー品は外観だけではなく腕時計としての精度まで向上させてきたようだ |

さて、近年どんどんその精巧さを増している「高級腕時計のコピー製品」。

代表的なコピーというとやはりロレックスですが、最近のS級コピーはまず素人では真贋を見分けられないレベルに達しています。

そしていくつかのユーチューバーが「外観におけるコピーの見分け方」を動画にて紹介しているものの、今回紹介する動画は「腕時計技師がロレックス・サブマリーナ(グリーンサブ/ハルク)を分解してみた」という内容です。

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今回の「スーパーコピー」はなかなかの出来

今回の動画に登場する「スーパーコピー」は動画越しにみたところ、その外観はなかなかの出来。

ケース、ダイヤル、バックルなどは一見すると「本物」と区別がつかないほど。

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そして早速分解開始。

こうやってロレックスを分解するということがよく分かる動画でもあり、その意味でもけっこう参考になります。

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裏蓋を外してゆくとこんな感じ。

ちなみにこのスーパーコピーをタイムグラファーで計測すると、その日差は14秒。

本物の(アンティークではない)ロレックスだとありえないほどの数字なので、まず外観から真贋がわからない場合は(可能であれば)タイムグラファーを使用してみるといいかもしれません。

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その後サクサクと分解開始。

このスーパーコピーはムーブメントに至るまで本物のロレックスを再現しているようですが、やはりブラシ仕上げや研磨においては「雑」なところがあるようですね(外観について細心の注意を払っていても、ムーブメントまでは手が回らないようだ)。

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【動画】偽物ロレックスもここまできた!もはや真贋の判別がつかない”ハイエンドレプリカ”サブマリーナの「ここが本物と違う」

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コピーといえども「ちゃんと」作ってある模様。

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一昔前のコピーだと、外観だけ似せて「ムーブメントは適当なもの」を入れていたことが多いようですが(オメガでもロレックスでもパテックフィリップでも同じムーブメントだった)、最近では内部に至るまで「完全コピー」を目指すことが多くなっており、まだまだ「コピー品質」を上げてくるかもしれませんね。

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こちらはデイト表示(分解した状態はじはじめて見た)。

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こちらはバックル。

ややエッジが歪んでいるように見え、鏡面部分も波打っているようです(本物のロレックスの鏡面部分は文字通り鏡のようであり、歪みはない)。

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ゼンマイまですべて分解。

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そしてこの動画の面白いところは、分解したすべてのパーツを再度組み上げていること。

時計技師が一流の技術をもってコピー品を組み立てたらどうなるのかは興味のあるところで、果たしてタイムグラファーにて計測してみると「日差3秒」まで短縮されています。

つまりコピー品といえどもちゃんとした調整を施せば「本物のロレックスと変わらない精度を出せる」ということに。※ただしその性能を維持できる期間は本物とは比較できないほど短いとは思う

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恐るべし最近のコピー・・・!

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それでもコピーは「ダメ、ゼッタイ。」ということでグラインダーにて真っ二つの刑に処されています(この、カットしたコピーは”オブジェ”としてちょっと欲しいような気がする)。

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VIA:Watch Repair Channel

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