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ロレックスが「究極のダイバーズウォッチ」、ディープシー チャレンジを発表!初のチタンケース、50ミリケース、ドームガラスを持ち309万円

ロレックスが「究極のダイバーズウォッチ」、ディープシー チャレンジを発表!初のチタンケース、50ミリケース、ドームガラスを持ち309万円

| ディープシー チャレンジは地球上でこれ以上のスペックはまず要求されない「耐水圧11,000メートルを持っている |

ロレックス史上最も「デカ厚」な腕時計がここに誕生

さて、ロレックスが「季節外れの新作」として”ディープシー チャレンジ”を発表。

これは(映画監督である)ジェームズ・キャメロンが2012年に行ったマリアナ海溝潜航のために開発された試作品にインスパイアされた市販モデルとなり、ロレックス初のチタンケースを採用していることが大きな特徴です(グレード5をベースにした”RLXチタン”)。

なんと深度11,000メートルにも耐え、オープンダイビングからサブマーシブルダイビングにまで対応するといいますが、いまここに「究極のダイバーズウォッチ」が誕生したということになりますね。※実際に試作品は10,908メートルの潜航に帯同し、その優れた性能を証明している

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ロレックス「ディープシーチャレンジ」はこんな腕時計

そこでこのディープシー チャレンジについて、まず気になるのが「なぜチタンケースなのか」。

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ロレックスによれば、(ロレックスが得意とする)904Lステンレスでは「11,000メートルの水圧に耐えたものの、重量面で問題があった」としており、そこで候補に上がったのがグレード5のチタンをベースとする「RLXチタン」。

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この素材をケースとブレスレットに使用することで(ジェームズ・キャメロンが使用した試作品では)従来のディープシーに加えて30%もの軽量化を達成しています。

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ケース、そしてブレスレットにはブラシ仕上げを採用していますが(完全なる実用腕時計なので装飾性が極力排除されている)、ケースのトップエッジには面取りが施されてポリッシュ加工が施されていることも外観上の特徴ですね。

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ロレックスはこのディープシー・チャレンジ開発のためにフランスの潜水会社、コメックス(COMEX)との共同にて、耐水性能をテストするための超高圧タンクを開発しており、ダイバーズウォッチの基準に基づき25%の安全マージン、つまり水深13,750 m(45,112フィート)にまで耐えうることを1本1本テストする、とも述べています。

ちなみにサブマリーナーにはコメックスとのダブルネームモデルも存在していて(コメックス社員に支給されるものらしい)、90年代に出回ったことがあり、しかしその当時はネットが普及しておらずその存在が知られていなかったため、はじめて市場に出たときは「いったいこれは何だ」という論争が巻き起こり、しかしその後一瞬にしてとんでもない市場価格にまで跳ね上がったということも(ティファニーとのダブルネームも同じような感じで、当初はリダン文字盤ではないかと疑いがあった)。

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そのほかには「窒素合金スチール製耐圧リング」のほか、おなじみの「ヘリウム排出バルブ」「トリプルクラウン(リュウズ表面はサンドブラスト)」「グライドロック / フリップロック エクステンションシステム」「逆回転防止べゼル」「クロマライト ディスプレイ」といった特徴や機能を備えます。

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ケースバックには「Mariana Trench」「23-01-1960」「26-03-2012」の文字が刻まれ、「23-01-1960」とは、1960年に作られたディープシー スペシャルが潜水艇トリエステ号とともに(その外装に取り付けられ)マリアナ海溝最深部である10,916メートルに達した日、そして26-03-2012」はもちろんジェームズ・キャメロンが同じ深さまで単独航行を行った日付です。

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ベゼルはもちろんセラクロム(セラミック)、そして風防は「わずかなドーム形状を持つ」サファイアクリスタルが採用され、ほかのシードゥエラーとの大きな視覚的差別化ポイントとなりそうですね。

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レファンレンスナンバーは126067、ムーブメントはかl.3230(パワールザー部70時間)、ケース直径は驚愕の50ミリ、価格は3,093,200円、発売時期は2022年11月だとアナウンスされていますが、当然ながら購入するのは至難の業であり(競争率は低いかもしれないが、生産数も極端に少ないと思われる)、発売直後は数百万円というプレミア価格にて転売されるのは間違いないと思われます。

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ロレックス新作「ディープシーチャレンジ」を紹介する動画はこちら

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参照:ROLEX

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