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| シンプルな3針、そしてレトロなスモールセコンドつきモデル含め4モデルが登場 |
この「38ミリ」はビジネスシーンにおいて大きく活躍しそうである
さて、オメガがヘリテージモデル最新作として「レイルマスター」を投入。
このレイルマスター(Railmaster)はスピードマスター(Speedmaster)」「シーマスター(Seamaster)」と並ぶマスター三兄弟、つまりプロフェッショナルタイムピース三部作のひとつです。
なお、この「レイル」というのは「鉄道」を意味し、つまりは鉄道員を意味しますが、当時の鉄道院にとって腕時計は「正確な運行を可能にするため」の重要なツールであり、日本だと旧国鉄でも同じ理由から(当時非常に高価であったと推測される)ゼニスの腕時計が採用されていますね。
初代オメガ レイルマスターは1957年登場
初代レイルマスター(下の画像)は1957年に登場し、1,000ガウスにも耐えうる耐磁性能を持っていましたが、68年の時を経て登場した「新作」レイルマスターは当時のコンセプトをさらに磨き上げた腕時計。
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「新作」オメガ レイルマスターはこんな腕時計
新作では秒針に加え、分針や時針(三角を用いた針が逆になっている)、リュウズ、そしてブレスレットのフィニッシュなどに変更が見られるものの、そのイメージは「ほぼ同じ」。※左が新作、右がオリジナルのレイルマスター
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ダイヤルは(おそらくは時の経過を表現するためと思われる)グラデーション、そしてそのカラーは「グレー」と「ベージュ」の2色です。
インデックスはアプライドではなく「転写」、しかしスーパールミノヴァを使用することで夜間での視認性も確保。
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搭載されるムーブメントはコーアクシャル マスタークロノメーター キャリバー8806、そしてケースバックはスケルトン、耐磁性能は15,000ガウスにまで引き上げられています。※スモールセコンド採用モデルのムーブメントは”8804”
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ブレスレットは当時と同じ「3連」しかしコマのデザインが一新されてフィット感が向上し、さらにはコンフォートリリースシステムも装備(ブラック、あるいはブラウンのノヴァナッパレザーストラップも用意されている)。
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新作オメガ レイルマスターは「選べる4種類」
そして新作レイルマスターは4つのバリエーションが揃い、こちらは「ステンレススティールケース+ステンレススティールブレスレットにグレーのスモークダイヤル(235.10.38.20.06.001 / 847,000円)」。
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「ステンレススティールケース+ノヴァナッパレザーストラップにグレーのスモークダイヤル(235.12.38.20.06.001 / 792,000円)」。
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「ステンレススティールケース+ステンレススティールブレスレットにベージュのスモークダイヤル(235.10.38.20.13.001 / 847,000円)」。※スモールセコンドは現時点だとベージュダイヤルのみとの組み合わせ
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「ステンレススティールケース+ノヴァナッパレザーストラップにベージュのスモークダイヤル(235.12.38.20.13.001 / 880,000円)」。
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ケースに使用されるステンレススティールはいずれも「316L」、そしてケース径は38ミリというトレンディな”小ぶり”なサイズでもあり、ビジネスシーンを中心に人気を獲得しそうなシリーズですね。
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