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アストンマーティン・ヴァンテージのデザインにパクリ疑惑。以前にアストンが訴えた相手のデザインに逆に似ている件

2018/01/12


嵐の予感

アストンマーティン・ヴァンテージが発表され、「何かに似ている」と考えていたのですが、これは「フィスカー eMotion(エモーション)」のリアにそっくり。※画像はアストンマーティン・ヴァンテージではなくフィスカー・エモーション
フィスカー・エモーションは2017年9月に発表された車で、実車は2018年のCESにて公開予定。
EVもしくはプラグインハイブリッドとなり(ピュアEVを目指しているものの、それが難しいとの見方も)、EVでの発売が実現すれば一回の充電あたり走行可能距離は約400キロ、とされています。

これは偶然ではない

そしてこちらがアストンマーティン・ヴァンテージ。
偶然というにはあまりに似すぎている、と考えるのが自然。

AstonMartin_Vantage_22

なお、「フィスカー・エモーション」を発売する「フィスカー」はカーデザイナーでもあったヘンリク・フィスカー氏の会社。
このヘンリク・フィスカー氏はBMW Z8やアストンマーティンDB9(2004)、そして同じくアストンマーティン・ヴァンテージ(先代/1993)をデザインした人物。

「じゃあ問題ないんじゃないの?」となりそうですが、ヘンリク・フィスカー氏とアストンマーティンとの仲は決して良好ではなく、「訴訟まみれ」。

最初の訴訟は2015年に起きたもので、ヘンリク・フィスカー氏が発表した「サンダーボルト」に対してアストンマーティンが「許可無しのアストンマーティンのコピーだ」とし、これの発売を阻止すべくフィスカー氏を訴えています。
↓こちらがサンダーボルト

これによって「サンダーボルト」は発売できなくなったわけですが、ヘンリク・フィスカー氏はその後に「Force One」を発表。
しかしこのForce One(フォース・ワン)についてもアストンマーティンは「DB10に似ている」として訴訟を起こしています。
※アストンマーティンはその類似性を開設した画像も公開

そしてこれに納得できなかったのがフィスカー氏。
フォース・ワンはデザインスケッチのみの公開で、市販時期などもコメントしていなかったのにアストンマーティンが過剰反応を示したとしてアストンマーティンを相手取り、損害賠償120億円を求める訴えを逆に(アストンマーティンに対し)起こすことに。

さらに話はややこしい

これをさらにややこしくしているのが「新型ヴァンテージのデザイン時期」。
アストンマーティンのデザイナー、マレック・ライヒマン氏によると「新型ヴァンテージがデザインされたのは2014年」だとしています。
「007スペクター」にてボンドカーとしてDB10がスクリーンデビューを飾ったのは2015年なので、実際は「新型ヴァンテージがDB10に似ている」のではなく、「DB10が新型ヴァンテージに似ている」ということに。

実際にマレック・ライヒマン氏が語ったところでは「007スペクター」のプロデューサー、バーバラ・ブロッコリ氏と監督のサム・メンデス氏がアストンマーティンを訪問した際に新型ヴァンテージのデザインを気に入り、これをボンドカーとして再デザインし、10台のみを製造したと語っています。

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よって新型ヴァンテージのデザインが2014年ごろからスタートしたとなると、その直後にアストンマーティンとフィスカー氏との訴訟が勃発した、ということに。

この時期すでにヘンリク・フィスカー氏はアストンマーティンを離れており新型ヴァンテージのデザインに関与していないと思われ、しかし開発時期を考えるとアストンマーティンが「フィスカー・エモーション」をコピーしたとも考えにくく、まさに謎が謎を呼ぶ状態。

確かなのは「両者が似ている」ということ、そして「フィスカー・エモーションの方が先に発表されている」「アストンマーティンは過去にこのテールランプをデザインとして採用していない」ということで、これはフィスカー氏が逆にアストンマーティンを訴えても仕方がない状況かもしれない、と思います。※事実は全く不明で、アストンマーティンとフィスカー氏が合意している可能性もある

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