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前オーナーが41年間所有し続けたランボルギーニ・ミウラ。その死後ドイツ奥深くの納屋にて発見され、競売にかけられることに。予想最高落札価格は1.4億円

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| ドイツの森にて眠っていたミウラ。 ここまで状態の良い個体は珍しい |

オークション開催会社、RMサザビーズが、10月にランボルギーニ・ミウラP400Sを競売にかける、と発表。
ただしこのミウラは「普通の」背景を持つものではなく、なんと直前のオーナーが41年も所有し続けたという経緯を持っています。

なお走行距離は29,020km(けっこう走ってる)、オークションでも予想落札価格は1億4000万円程度と見られています。

オーナーの死後、盛りの中の納屋で発見される

まず、このランボルギーニ・ミウラP400Sは、1971年に新車としてドイツはニュールンベルクのオーナー、ウォルター・ベッカー氏のもとへと納車。
その後1974年までこのミウラを所有し、のちにレーシングドライバーであるハンス・ペーター・ウェバー氏へと譲渡し、その後ハンス氏は2015年に没するまでこのミウラを所有していた、とされています。

そしてハンス・ペーター・ウェバー氏が死去した後、その友人がドイツのブラックフォレスト内にある、この納屋の中に放置されているミウラを発見した、というのがその経緯。

発見時の状態は画像の通りで「比較的良い」と言え、ボディカラーはジアッロ・フレイ(Giallo Flay)、インテリアカラーはスカイブルー(Skay Blue)。
フロントウインカーそしてショルダーベルト以外は全てオリジナルだと報じられています。

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ランボルギーニ・ミウラP400はこんなクルマ

ランボルギーニ・ミウラは1966年に登場し、1973年まで生産され、総生産台数は約750台(ミウラP400Sだけだと140台くらい)。
生産終了時でも相当に根強い需要があったとされますが、ランボルギーニ創業者、フェルッチョ・ランボルギーニ氏が「(息子のトニーノ・ランボルギーニ氏いわく)情熱を失ったため」に生産を打ち切った、とされています。

ボディデザインはベルトーネ(に在籍していたマルチェロ・ガンディーニ)が担当し、シャシーの設計はジャンパオロ・ダラーラとパオロ・スタンツァーニ。

1965年に「TP400」としてトリノショーへとベアシャーシが出展された後1966年には「ミウラ」としてジュネーブ・モーターショーに登場。
その後1967年に「ミウラP400」として市販化されていますが、この「P」とはPosterioreつまりイタリア語で「後方」=ミドシップであること、「400」は排気量(3,929cc)を表しています(当時、市販車で大排気量ミドシップというのはほかに例がない)。※「LP」は後方縦置き、の意

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なお、ミウラ発売時には、フェルッチョ・ランボルギーニ氏、トニーノ・ランボルギーニ氏は一緒にミウラP400に乗り、フェラーリオーナーを見つけては公道レースを挑み、そこで競り勝ってはミウラの素晴らしさを説いて世に広めていった、という逸話も残っています。

加えて、ランボルギーニはもともとエアコンや冷蔵庫、トラクターを製造していましたが、スーパーカービジネスはそれらの宣伝にもなると考えていたようで、当時のランボルギーニ製エアコンの広告にもミウラと美女とが登場している、という記録も(このときから”スーパーカーと美女”は絵になる、とフェルッチョ・ランボルギーニは踏んでいた)。

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なお、エアコンを製造していた割に、後にミウラへとオプション設定されるエアコンが「効かなかった」と言われるのはご愛嬌。

その後に改良版として発売されたのがミウラP400Sで、「S」はイタリア語の「Spinto」、ここでは「チューンド」という意味合いで使用されており、その名の通り出力は当初の350馬力から370馬力へ、そしてリアサスペンションが改良され、ブレーキディスクは「ベンチレーテッド」となり、パワーウインドウが設定されることに。

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搭載されるエンジンは3.9リッターV12、出力は370馬力、トランスミッションは5速マニュアル、駆動輪は後輪のみ、最高速度は290km/h。

その後ミウラは「ミウラP400SV(Sprint Veloce)」へと発展しますが、こちらは385馬力にまで出力が高められています。

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