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テスラ・サイバートラックの”元ネタ”は「ロータス・エスプリ」だった!モデルSのスクリーンには007に登場したエスプリも登場し、イーロン・マスクはエスプリ好き?

2019/11/29

テスラ・サイバートラック

| 2013年には、オークションにて 「007 私を愛したスパイ」に登場したロータス・エスプリを落札している |

まだまだトップクラスの話題を提供しているテスラのニューモデル、「サイバートラック」。
そのデザインについても大きな論争を呼ぶこととなっていますが、これについて、イーロン・マスク氏は「サイバートラックのデザイン的インスピレーションは、ロータス・エスプリ」とコメント。

イーロン・マスク氏は映画「 007 私を愛したスパイ」 に登場した(潜水艦に変形できる)ロータス・エスプリを所有していて(2013年にオークションで落札している)、かつてこの「エスプリを実現しようとしている」とツイートしたことも。
つまりはこれを実現したのが「サイバートラック」だったのかもしれません。

イーロン・マスク氏はロータス・エスプリの大ファン?

ちなみに「モデルS」についてはシークレットモードが存在し、車両設定時に「007」と入力すると、ディスプレイにあらわれるモデルSのグラフィックが潜水艦バージョンのロータス・エスプリに。
著作権が心配になりますが、粋な演出ではありますね。

007に登場したロータス・エスプリの価格が1億2000万円に達した件

そして、劇中に登場したこのエスプリについて、歴代ボンドカーの中でもかなり高い人気を誇る一台として知られます。
ボンドカーらしくミサイル発射機能を持つほか、水中での戦闘時用に魚雷や水中煙幕も内蔵。
現実的には「絶対に不可能」と思える変形機構を有しており、そのため「現実的なメカしか登場しなくなった」現在の007シリーズではもう登場が望めないボンドカーでもありますね。

「007 私を愛したスパイ」では合計7台のエスプリが使用され、この「完全な潜水艇」状態のエスプリはわずか1台のみだと伝えられています。

そしてこちらがサイバートラック。
「似ている」といえば似ているような気がしてくるのが不思議。

なお、現在ロータスはブランド初となるSUVを開発中と伝えられますが、スピリチュアル的な意味ではサイバートラックも「ロータスのSUV」と言えるのかも。

ロータスのSUV試作車がはじめて目撃。親会社である吉利汽車の車体を流用してテスト中

さらに言うならば、サイバートラックは、そのジュラルミンむき出しの様子から「デロリアンに似ている」と言われることも。
ただ、デロリアンもまた、ロータス・エスプリと同じジウジアーロによるデザインを持っていて、サイバートラックはロータス・エスプリ、そしてジウジアーロへのオマージュと考えることもできぞうですね。

こちらはロータス・エスプリ。
たしかにこれが現代においてSUV(トラック)になったら、サイバートラックのようなデザインとなりそうです。

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世間ではなんだかんだ言われ、批判の多いサイバートラックですが、ちゃんと(ジウジアーロデザインの持つ要素を)考えてデザインされている、ということもわかりますね。

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