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ポルシェが911RSR発表、史上初の「ミドシップ911」が誕生することに。市販モデルの911もミドシップ化される?

2017/09/13


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ポルシェが911RSRをロサンゼルス・モーターショーにて発表。
やはりというか噂通りミドエンジンレイアウトとなり、初の「ミドシップ911」が誕生することに。
この911RSRはLM-GTEクラスで戦うことになりますが、相当に高い戦闘力を発揮することが容易に想像できるので、戦果が楽しみではありますね。

エンジンは4リッターフラット6と変わらず(ターボ化されていない)ですが、ミドエンジン化されたことでエアロダイナミクスを最適化でき、もちろん重量配分も改善することに(車体重量は1243キロ)。
出力はリストリクターによる制限で510馬力となり、トランスミッションは6速シーケンシャル。
もちろんそれに伴いドライブトレーン、リアサスペンションなどが変更されることになっています。

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エンジンが前方へ移動したことで車体後部デザインに自由度が増しており、そのためにディフューザー形状は今までとは異なる構造を採用。
レースカーの919ハイブリッド同様にルーフマウントスポイラーを装着することで劇的にダウンフォースが増加しているそうです。※画像ではどれを指すのか判別できない

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その他の装備としては当然ですがレース用のハーネスロールケージ、容量の大きなブレーキ、12.2インチ幅のリアタイヤなどあるものの、面白いのはレーシングカーでありながら「衝突警報装置」を有すること。
市販車同様に、前の車に近づくと警報を発するというもので、レースカーにこれを装備するということは、ポルシェが「他の車に追突するほどこの車が速い/他の車との速度差が明白」と考えていることを意味するのかもしれません(夜間のレースには便利かもしれない)。

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ポルシェ911=リアエンジンというのはずっと続く不変の方程式ではあったものの、ここへきて変化したことは大きな意味を持つかもしれない、とぼくは考えています。
この「ミドシップ911」が大きな成果を上げればポルシェとしては「市販バージョンの911を(部分的にでも)ミドシップ化するための大義名分」ができるわけで、さらにはこの911RSRも基本構造が市販車と同じということを考えると、逆に911RSRで新しく開発したミドシップ用のコンポーネントを市販モデルに移植することも可能と考えられます(昔からポルシェは市販車とレースカーとの差異が少なく、同じパーツを使用している割合も高い。よってレースカーだからと言って即座に市販車とは別と断じることは出来ない)。
よって、近い将来には911GT3や911GT3RSはミドシップになるかもしれない、と考えたりするわけですね。

なおポルシェ911をミドシップ化したものとしては997世代をベースとした「ルーフCTR3」がありますが、そちらは「RUF製」なのでまたポルシェとは完全に別モノ、と言えそうです。

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関連投稿:ポルシェが新型911RSRをLAで発表。ミドシップ、ターボ化のウワサは真実か?

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ポルシェはパナメーラのエントリーモデル、ロングホイールベースの「エグゼクティブ」をロサンゼルス・モーターショーで世界初公開の予定ですが、「911RSR」もこの場で発表する模様。
911RSRは純然たるレースカーですが、昨年もポルシェは同じ場で「ケイマンGT4」のレースバージョンを発表しており、アメリカにおける「ポルシェ=モータースポーツ」というイメージをより強化したいのかもしれません。

既にテスト風景が公開されていますが、その画像からするに(リアウインドウの状態から)ミドシップ化されるのではと言われ、さらにはターボ化の話も出ており、とにかく公開が気になる一台。
もしミドシップ化されるのであれば、レーシングカーといえども「ミドシップの911」が誕生することになりますね。

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