マツダがロサンゼルス・モーターショーにてレーシングカー「RT24-P」を発表。
ネーミングはマツダのドライバートレーニングプログラム「ロード・トゥ・24」から来ている、とのこと。
RT24-PのシャシーはRiley TechnologiesとMultimaticによって開発され、巨大なバーチカルフィンが特徴。
さらにはマツダの「鼓動」デザインが反映されていることも特筆すべき点ですね。
最近では多くの(LMPクラスの)レーシングカーについて、そのメーカーの市販車とのデザイン的乖離が大きくなっていることを考えると、マツダがこうやって鼓動デザインをレーシングカーに持ち込んだことはブランディング上価値が大きく、また素直に「格好良い」と思えるデザインであることは評価できます。
なお、ポルシェやアウディのLMP-1クラスの車両は非常に戦闘力が高いものの「格好良い」とは思えず、しかしこのRT24-Pはノーズが低いウエッジシェイプを採用しているためにシャープなルックスを持っています。
エンジンは2リッター4ターボで600馬力。
2017年1月のロレックス・デイトナ24時間にてデビューする、とされています。
なおポルシェの919ハイブリッド、アウディR18、トヨタTS050はこんな感じで、いずれもフロントが切り立ったルックス。
おそらくこれが「最先端」だとは思いますが、美しさには欠けるように思います。
マツダがそのデザインテーマである「鼓動」を視覚化した自転車(バイク)と家具を発表。
商品化する予定はないそうですが、今回開催される「ミラノ・デザイン・ウィーク」で公開されたそうです。
自転車はほかメーカーとは異なりロードバイク、マウンテンバイクではなくシングルギアのピスト風デザインですね。