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愛用しているパンツ(下着)のTOOT。デザイナーは「いつもパンツのことを考えている」人だった

2017/04/22


日経ダイヤモンドにアンダーウェアメーカー「TOOT」の記事が掲載に。
TOOTは日本のアンダーウェアメーカーとなりますが、メンズ下着においては「TOOT登場前」と「TOOT登場後」では大きく状況が異なる、つまりTOOTはメンズ下着の世界を変えた、とぼくは考えています(女性用下着に比べ、男性用下着は著しく遅れをとっていた)。

TOOT登場前までメンズ下着というと「カルバン・クライン」やHOMなど洋モノばかりで、一部グンゼが「ボディワイルド」で頑張っていたり、ワコールも何度か参入(いかんせん高かった)したもののイマイチ振るわず。

そこへ青天の霹靂のように登場したのがTOOT。
とにかくこれは衝撃的で、まずは品質の高さに対する価格の安さ、立体的な作り、頑丈さ、デザイン性全てにおいてこれまでのパンツ常識を覆す存在。

登場は2007年あたりですが、当時からぼくはTOOTに対して熱い思い入れを持っていたようで、当時にもいくつか記事を公開しています(前ブログから移したものなのでレイアウトが崩れている)。

そんなTOOTですが、登場以後はとにかくこれをパクった製品が大量に出回り(海外ブランドですら)、しかしそれでも今に至るまで生産が供給に追いつかない模様。
たしかにオフィシャルサイトでもすぐに「売り切れ」になりますし(多品種少量生産で新製品の登場や廃版のサイクルが早い)、以前は阪急メンズ館、伊勢丹でも販売していたのにいつの間にやら撤退(要求されるだけの数が揃わなかったのだと思う)。

なお記事ではその特徴を「フロントカップ」とし、こう表現しています。

その最大の特徴が、立体縫製で仕上げるフロントカップだ。男性の局部をほどよい膨らみで包み込み、常にベストなポジションに持ち上げる。「ただ単に生地が立体的になるように裁断しているだけでなく、自然と持ち上がるように職人がいろんな工夫をしながら縫っています。だから、同じ商品であっても微妙にフロントカップが異なるのです」と枡野社長。

加えてこの形状とホールド感がゲイの間で人気化し、そこから一般へ人気が拡大、とも。
更には品質についてはこういう記載も見られます。

特筆すべきは、下着には滅多に使わないカン止めを多用し、縫い目の端を補強している点。糸がほつれにくいよう、見えない箇所にもひと手間かけ、耐久性のあるパンツを生み出している。

「縦横両方に伸びる生地とゴムを使っているので、フィット感があるのも人気の理由です。他社のボクサーパンツのなかには、ゴムが肌に食い込んで跡がつく商品もありますが、TOOTのパンツはストレスフリーなはき心地を得られます。パンツをはいていないように感じるほど締め付け感がないのが自慢」と、枡野社長は胸を張る。

ちなみにデザイナーはいつもパンツのことばかりを考えている品川さんという人だそうですが、年間200ものデザインを行う、とのこと。
世にはたくさんのアンダーウェアメーカーがあるものの、履くことで高揚感が得られる製品をほかにぼくは知りませんし、TOOTほどの技術と情熱の詰まった製品もまた思いつくことができません。

モノに対する「情熱」とはこういうことを指すのだ、ということを改めて感じさせてくれる、比類ないパンツと断言できます。

なお最近はBEONESのように新たな技術的確信によって生まれた「縫い目のない」パンツも登場しており、これらは軽量かつ乾燥も早いので、旅行に行く際には重宝しており、しかしやはり「ここ一番」という時はTOOTですね。

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