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BMW i3のタイヤ清掃。表面に張り付いたブレーキダストを除去して元の輝きを復元

2017/05/08

BMW i3のタイヤが汚れてきており、ちょっと「みすぼらしく」思えるのでここで大幅メンテナンス。
いつも洗車の度に市販のいわゆる「タイヤワックス」を使用しており、その(塗った)ときだけはきれいになるのですが、ちょっと走るとすぐに艶がなくなり茶色っぽくなります。

これはブレーキダストがタイヤ表面に張り付いてしまい表面を覆うことで光沢を奪っていると考えられ(そのため雨に濡れたりすると錆が浮くように茶色っぽくなる)、これを落とす必要があるわけですね。

市販の鉄粉クリーナーの使用も考えたりしますが、この鉄粉クリーナーは樹脂に使用するとその表面を著しく劣化させて逆効果になることが多く(よって説明にも樹脂には使用しないように、と多くの場合は記載されている)、しかしこれをほうっておくことはできないので今回は「ブラシ」で地道に落とすことに。

使用するのは歯ブラシですが、ホテルなどに泊まった時にアメニティとして配布されるもので、それを洗車に使用するわけですね。
ちなみにホテルのランクが高いほど歯ブラシの柔らかさ、耐久性に優れ、今まで泊まった中で最高の歯ブラシは「ペニンシュラ香港」、最低は「東横イン」(宿泊費の価格差を考えると当然なので攻めることはできない)。
今回使用するのは「シャングリラ・ホテル・ドバイ」のもので、なかなかに優れた品質です(四輪分の清掃に耐え抜いた。東横インの歯ブラシだとこうはゆかない)。

なお、最近は車を買い換えるペースが比較的早く、そのためにここまでタイヤが汚れるほど(これまでの車では)距離を走らなかったのでタイヤの汚れそのものを落とすということはありませんでしたが、BMW i3は所有期間が二年、走行距離が5万キロに達しようというところなのでそれなりに「汚れて」います。

ちなみにBMWのブレーキは「ダスト」が多いことで有名ですが、ぼくのi3のブレーキパッドは「低ダストブレーキパッド」に交換済み。
それでもかなりの量のダストが出るので、これを念入りに落としてゆきます。
上の画像はメンテナンス前。

ブラシを使用する際には気をつけないとホイールの塗装を傷つけてしまうので、ホイールの縁には養生テープを貼っておきます。
洗剤をかけた後にはテープが(滑って)固定できなくなるので、洗剤や水を掛ける前に貼っておく必要がありますね。

これをブラシを使用して表面に固着した汚れを除去。
かなり茶色い泡が出てくるので、いかに汚れていたかがわかりますね(これからはもうちょっとマメに掃除しようと思う)。
歯ブラシもかなり汚れることになりますが、逆にここまで汚れが落ちるのはちょっと快感。

下の画像は汚れを落とした後(タイヤワックス塗布済み)。
随分綺麗にはなっていますが、これでも完全に汚れを落とせたわけではなく、もちろんタイヤのゴム表面に「刺さった」鉄粉は除去できないので、この程度が限界と捉え、今後はマメに手入れをするしかなさそう。

なお「カーボンセラミックブレーキ」はダストが出ず、ホイールが汚れないという利点のほか、「タイヤも汚れない」というメリットも。
タイヤもそうですが、自動車というのは樹脂部分が汚れたり白っぽくなると一気に古ぼけて見え(最近の車はグリルなどにグロスブラック塗装を行っているものがありますが、逆にあればかなり車を引き締めて見せる効果があると思う)、かつタイヤは表面積も多いのでメンテナンスは重要だと思います。

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