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トヨタがEV普及に向けて本気を出した。スバルと共同開発EVのほか、合計6車種の発売計画、壮大なビジネスモデルを公開

2019/06/13

| トヨタはどうやら水面下で動き、協力企業を集めていたようだ |

先日トヨタが発表した「EV重視戦略」。
まずはスバルと共同にてEV専用プラットフォームを開発し、両者共通のSUVを発売する、と発表されています。

そして今回メディア向けに「その先」やビジネスモデルについての詳細が語られ、動画とともに一般にもその内容が公開されることに。

https://intensive911.com/?p=176150

電動化の速度はトヨタの想定よりもずいぶん速い

なお、トヨタが今回電動化を加速させることになった一つの理由として「予想よりも速いペースでの電動化」があるようで、現在のペースは2017年に予想したときに比べても「5年前倒し」という速さ。

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なお、2017年にトヨタはこういった計画を発表。

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現実的には2019年に中国市場へと自社開発EVを投入しており、トヨタにとっても「1年前倒し」で進んでいる、と言えそうです。

そしてトヨタの考える「今後の取組み」がこちら。

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これを見ると、先日発表した「特許開放」も納得ですね。

2018年のEV市場はこうだった

そしてトヨタは2018年には121万台のEVが製造されたとし、内訳も公開。
ただしEVの販売は規制や補助金等、EV奨励策によって伸びたものであり、「EVを本当に欲しいと考える」ような製品づくりが重要だとも。

これはまさに「そのとおり」で、規制や優遇がなければEVを本当に欲しがる人がどれだけいるのかはまさに「疑問」。

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そして現在の問題「EVの残存価値が低い」ということについても対策を立案。
バッテリーの回収や再利用を考えているようですね。

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そしてトヨタは消費者の声も分析。

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そのうえで「超小型EV」にチャンスを見出しているようです。

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トヨタの考えるEVグローバル展開はこうだ

そしてここからが本題とも言える、EVのグローバル展開。
一般消費者向けのEV販売については「消費者の好みに応じた十分なバリエーション」が必要だとし、加えて「価格も重要」だと説明しています。

それが先日発表されたスバルとの「共同開発」に繋がってくるわけですが、これは「e-TNGA」と題されたフレキシブルなプラットフォーム計画に基づくことに。

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これによってクルマのサイズが自在に変化させられるようになるほか、FF、RR、4WDといったレイアウトが可能になるようです。
ただしこのあたりはBMWやVWも計画していることで、ここからトヨタがどう差別化を行うのかというところが「今後の課題」。

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そしてこれから発売されるであろう車種はこういった感じ。
スバルはもちろんですが、スズキ、ダイハツも内包されています。
なぜか(トヨタと提携関係にある)マツダがここに入っていないのはちょっと不思議。
もちろんマツダにもトヨタからの「声掛け」があったはずですが、マツダは「乗らなかった」のかもしれませんね。

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VIA:TOYOTA

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