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ホンダがSEMAに展示する布陣を公開!FR化した926馬力のシビックや、CR-V「ウイークエンド・ウォリアー」など。アメリカっぽいカスタムを見てみよう

2019/11/01

| ドリフト用シビックは市販化希望 |

ホンダが11月5日より一般公開されるSEMAにて展示するカスタムカーの布陣を公開。
SEMAはアフターマーケット製パーツやカスタムカーを中心としたショーで、日本のオートサロンやオートメッセに近い性格を持つものの、「メーカー自らが、アフターマーケットパーツメーカーと組んで」車両を作り上げ、展示を行う傾向が強いという相違もあります。

そして今回ホンダがその展示内容を発表したということになり、これまでにもまして豊富なバリエーションを持っていますが、まずはスポーツカーそしてSUVではどんな展示を行うのかを見てみましょう。

ホンダ・シビック Si ドリフトカー

最初はシビックSi ドリフトカー。
これはJeanneret RacingとOlson Kustom Worksとのコラボレーションによって誕生したクルマで、フォーミュラ・ドリフト参戦のため、FFのシビックをなんとFRに改造したクルマです。
エンジンはK24(アコード等に搭載され、チューニングベースとして人気が高い)を使用し、しかしこれをなんと926HPにまでパワーアップさせてドリドリする、ということになります。
シビック「クーペ」は現在日本には輸入されておらず、主に北米市場にて販売されていますが、日本にもぜひ導入してほしいものですね。

24 - Honda Civic Si Drift Car for 2019 SEMA Show-1200x672

外観も大きく変更され、フロントバンパーには突き出したリップ、前後にはオーバーフェンダー、リアにはウイング、サイドとリアアンダーにもエアロパーツ追加。
もちろんガッツリとローダウンされ、ブレーキシステムも強化されているようです。

ホンダ・チューニング 2018 シビック Si プロジェクト・バイ・スーパーストリートマガジン

こちらのシビックは、アフターマーケットパーツを組み込み、「どこまで10世代目のシビックを改造できるのか」という可能性を追求したもの。
不可逆的な改造を必要とせず、ポン付けや入れ替えにて装着できる範囲でのチューン/カスタムが前提だそうですが、見える部分だとエアロパーツやローダウン、タイヤ/ホイール、そして見えない部分だとECUやインタークーラー、インテーク、エキゾーストシステム、ラージサイズのターボ、ダウンパイプがそのカスタム内容となり、インテリアではバケットシートや調整式ペダルスペーサー、調整式シフターが採用されている、とのこと。

2018-civic-si-sedan.jpg

スーパーストリート2000 シビック Si チャレンジ・ウィナー

シビックSi チャレンジ(シビックSiのコンクール)における2000年シーズンにおける優勝車。
車両は1999年製のシビックSiですが、shビックSiチャレンジのレギュレーションは「シビックSiを使用し、改造予算は1万ドル」というものだそう。

25 - 1999 Civic Si Heritage Super Street Build for 2019 SEMA Show-1200x800

なお、これは「ワンメイクレース」とは異なって実際にサーキットを走るわけではなく、「カスタム内容を競う」もの。
よって、その予算を「ドラッグレース用」「サーキット用」「オーディオだけ」「見た目だけ」に突っ込んでもOK、という面白い競技でもありますね。
ちなみにこの「優勝車両」であるシビックSiは、マテル社より、1/18スケールにてモデルカー化されたことがあるそうです。

26 - 1999 Civic Si Heritage Super Street Build for 2019 SEMA Show-1200x800

ホンダCR-V「ドリーム」ビルド・バイ・Jスポーツ・パフォーマンス・アクセサリー

こちらのCR-Vはアドベンチャー風味で、いわゆる「オーバーランダー」。
1.5インチ上げられた車高にホイール(KMC製)とタイヤ(NITTOリッジグラップラー)交換、Jスポーツ製の前後バンパーやサイドステップ、リヤタイヤゲートなどが装着されています。

01 - 2020 Honda CR-V Dream Build by Jsport for 2019 SEMA Show-1200x800

そのほか、LEDワークランプ内蔵ルーフラック、そしてルーフテントが装着され、カーゴスペースには「引き出し」等の実用ギアが追加されているようです。

2020 Honda CR-V Dream Build by Jsport for 2019 SEMA Show

ホンダCR-Vハイブリッド「DO」ビルド・バイ Jスポーツ・パフォーマンス・アクセサリー

こちらのCR-Vは「ウィークエンド・ウォリアー」がテーマ。
週末にそのオーナーが、自身の求めるアクティビティを行うフィールドへとギアを運ぶことを想定。
この車両の場合だと、MTBを山なり荒野なりに運搬するということになりますね。

2020 Honda CR-V Do Build by Jsport for 2019 SEMA Show

やはりサスペンションは1.5インチリフトアップされ、17インチのKMC製ホイール、NITTO製テラ・グラップラータイヤを装着し、前後バンパーやサイドステップなどボディパーツはJスポーツ製、ルーフにはラック付き。

2020 Honda CR-V Do Build by Jsport for 2019 SEMA Show

VIA:HONDA

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