| 作っているのはおなじみ日本自動車大学校 |
「マツダRXヴィジョン・コンセプト」風に仕上げたマツダRX-8を第46回東京モーターショー屋外スペースに展示した日本自動車大学校(NIHON AUTOMOBILE COLLEGE=NATS)ですが、現在東京オートサロンに向けて「トヨタGRスープラのオープンモデル」を製作中。
ただし実際にGRスープラのルーフをカットするのではなく、画像を見る限りおそらくは別の”ベース車”にスープラ風の架装を行うのでは、と思われます。※ヒューズボックスやタンクの位置などが根本的にスープラと異なる
なお、フロントバンパーは「トヨタ純正」のようにも見え、そこへワイドフェンダーキットを装着しているようですが、エンジンも載せ替えると見え、かなり大きな工事になりそうです。
日本自動車大学校はこれまでにも様々なカスタムカーをリリース
そしてこれまで報じてきたとおり、日本自動車大学校は様々なカスタムカーを製作しており、主にはオートサロンにて展示を行うことが多い模様。
これまでも「トヨタ86ベースのランボルギーニ・ウルスっぽいクルマ」「メルセデス・ベンツの6輪Gクラスっぽいクルマ」などをリリースしていますが、NATSのトップページを見るに、2020年の東京オートサロンでは「GRスープラ風のオープンカー」「トヨタ2000GT風のオープンカー」「マツダベースのオフローダー」を出展するようですね。
しかも、「スープラのオープンモデル風」のクルマはTRD風ボンネットが装着されていたり、ボディカラーやサイドのグラフィックが「ワイルド・スピード」に登場したブライアンの乗る80スープラ風だったりしていて、これは国内外で大きな話題を呼ぶことになりそう。
現在のところ、GRスープラのオープンモデルを作った猛者はいない
現在北米ではワイドボディキット装着、エンジンスワップ、1000馬力化、トランスミッションのMT化など、さまざまなカスタムが進行中ではあるものの、「オープン化」は今のところ見られず、(おそらくGRスープラベースではないと思われますが)NATSがその第一号となるのかもしれません。
なお、本家トヨタは「GRスープラのオープン化は可能」とコメントしていて、すでに兄弟車としてオープンモデルの「BMW Z4」が存在するだけに、技術的には難しくない、ということなのでしょうね。