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【動画】さすがオレたちのメルセデスAMG!エンジン始動時のサウンドが爆音になる隠しモード「エモーションスタート」が存在することが判明

2019/12/12

| せめてこれくらいの楽しみは許して欲しい |

Car and Driverによると、最新のメルセデスAMGモデルには、裏技ともいえる爆音モード、「エモーションスタート」なるものが用意されている、とのこと。
これはエンジンスタート時に「爆音」を奏でるもので、ちょうどフォードがマスタングに”音が小さくなる”グッドネイバーモード(近隣住人配慮モード)を装備したのとはちょうど逆の考え方となりますね。

ちなみにマクラーレン720SもメルセデスAMG同様の機能を持ちますが、こちらは「ホットスタート」と呼ばれるもの。

マクラーレンのサウンドはけっこう大きかった

マクラーレン720Sの場合、インフォテイメントシステム経由にてこの”ホットモード”が設定ができるようですが、これを使用すると、未燃焼の燃料をエキゾーストシステムへ送り込んでおき、エンジン始動時に燃焼したガスにこれを点火させることで「ポン!」という炸裂音を発生させる、と解説されています。

メルセデスAMGに採用されるのはマクラーレン方式ではなく、スタート時のエンジン回転数を上げ、エキゾーストシステムのフラップを開くというものですが、このモードを使用するにはエンジンスタート前にパドルを引いて固定し、エモーションスタートが利用可能になった後にスタートボタンを押すだけ。

そうするとエンジンスタート時のエンジン回転数が通常の1,800回転から2,100回転へと引き上げられ、同時に(通常は閉じている)バルブが開きっぱなしになるようですね。

ハイパフォーマンスカーは最初っからバルブが開きっぱなしになっていることも

なお、欧州車のいくつか(特にスポーツカー)では触媒を早く暖めるためにエンジン始動直後、意図的にエンジン回転数を上げる場合が見られます。
これは触媒が冷えていると排ガスがクリーンにならないためで、これを適温にするためにエンジン回転数を高めて排気音を上げ、触媒の温度も高めるわけですね(その時間は約1分ほど)。

ランボルギーニやポルシェもこの例に漏れませんが、ランボルギーニ・ウラカンの場合だとこのエンジン始動直後のサウンドは97.7デシベルほど(高架下で電車が通ったときの音を聞いた時と同じくらいの数値)。
正直この音はかなり大きく、この音について「なんとかならないか」と悩むオーナーさんも多数。
この音が気になる場合は、一旦始動させた後にすぐエンジンを切り、その後にエンジンを再スタートさせると音がちょっと静かになりますが、これはちょっとエンジンやバッテリーに負担がかかりそうなので、ぼくはこれを行わないようにしています。

よく聞かれる質問。ランボルギーニってどれくらいうるさいの?

ちなみに、アストンマーティンDB11はエキゾーストサウンドが静になる「サイレントモード」が備わっているようで、これはこれで隠密行動が要求されるスパイっぽい装備ですね。

VIA: Car and Driver

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