| しかもクルマはけっこう汚れていて、あまりイメージがよろしくない |
さて、先日中国経由にて実車の画像がリークされてしまった新型ホンダ・シビック・セダン。
今回もやはり中国からその市販モデルの画像が流出しネット上を騒がせることに。
シチュエーションとしては「北京の路上」だそうですが、車体がかなり汚れており、ちょっと奇妙なホイールが装着されています。
加えて周囲は工事中のような雰囲気だったり、いろいろな人が車体を覗き込んでいたりして「いったいどういった状況なのか」は測りかねるところ。
このデザインで大丈夫かホンダ
なお、改めてリークされた画像を見て思うのは「このデザインで大丈夫なのか」ということ。
もちろんここからデザインの変更が可能であるわけはなく、「時すでに遅し」ではありますが、どう見ても人気を呼びそうにないんじゃないかとちょっと心配に。
ホンダからすると大きなお世話だとは思うものの、ここ最近ホンダが採用する「低刺激タオル」的デザインはどうにも訴求力が弱く、トヨタの採用するアクの強いデザインに押されている傾向が見られます。
もはやデザインの良し悪しよりも「注意を引くかどうか」
「RAV4とCR-V対決」「ヤリスとフィット対決」においてもすでに雌雄が決しており、こういった結果を見ても、やはりホンダのデザインの良し悪しは別として(実際にデザインそのものは悪くないと思う)、ホンダのデザインが世の中に好まれなくなってきているのは間違いないところなのかもしれません。
おそらくホンダは、「これから世の中はクリーンでエコ、サステイナブルな方向へ向かう」ということで低刺激な優しいデザインを採用する方向に決めたのだと思われますが、世の中は「映え」を重視した状況となっていて、特徴に欠ける製品は好まれないのが現実です。
たとえば飲料においても、「味」よりも「映え」が求められるので、ブラックコーヒーよりもホイップ盛り盛りのフラペチーノのほうが人気を誇っているのとよく似ているのかもしれません(この際、コーヒー本来の味は議論の外に置かれることになる)。

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ホンダは戦略を間違えた?
なお、ホンダに近い戦略を取るのはマツダであり、こちらはシンプルで美しい「魂動」なるデザイン言語を採用しています。
そしてこのデザインは高い評価を受けているものの「販売に結びついているかどうか」はまた別の話。
たとえば「高い評価を得た映画」が商業的に成功するかどうかというのと同じようなもので、ホンダにせよマツダにせよ、トヨタやスバルに比較すると訴求力に欠けるのかもしれませんね。
他の例だと「いかに性能が優れるスーパーカー」を作ろうとも、そのデザインがあまりに凡庸であれば人々の興味を惹かないまま売れずに終わる可能性が高く、やはり順序としては「外観で人々を惹きつけて興味を持たせ、そこから性能や機能(本質)をアピール」というのが現代における販売の鉄則なのだと思います。
つまり、いかにいいクルマを作ろうとも、興味を持ってもらう機会がなければそれは存在しないのと同様で、しかし中身が薄くとも、強烈に見た目でアピールすることさえできれば、一時的であっても人気を博することができるのかもしれません(その意味では、ヒュンダイやキアはよくやっている。しかし中身が伴わなければ人気が長続きしないことも間違いない。そしてトヨタの場合は”中身も伴っている”ため、鬼に金棒なのかもしれない)。
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