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マツダが1981年に発表した「初代MX」、MX-81 ベルトーネ・アリアのレストアを完了!ステアリングホイールの奥にはブラウン管ディスプレイが内蔵されていた

投稿日:2021/05/01 更新日:

マツダが1981年に発表した「初代MX」、MX-81 ベルトーネ・アリアのレストアを完了

| マツダが1981年にこんな未来的なコンセプトカーを発表していたとは |

さて、マツダは1981年に制作された「ベルトーネ・アリア」ことMX-81をレストアした、と発表。

この経緯はいささか奇妙なもので、ロータリーエンジン開発メンバーの一人、山本信博氏が偶然にもマツダの倉庫に眠っていたこのコンセプトカーを発見し、そこで同氏は直感的に「復元せねばなるまい」と考えたのだそう。

ただ、すでにベルトーネは活動を停止しており、そこでマツダが実際にレストアを依頼したのがトリノの「スーパースタイル社」だったようですね。

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マツダとベルトーネとは縁が深かった

なお、マツダとベルトーネとは浅からぬ縁を持っており、かつてはファミリア(1963)、ルーチェ(1966)の開発段階においてベルトーネへとデザインを発注したことも(ファミリアは結局社内デザイナー案を採用し、ルーチェはベルトーネ案を手直しして発売)。

その後マツダが改めてベルトーネに発注したのがこのMX-81ベルトーネ・アリアですが、ベースはマツダ323、搭載されるエンジンは1.5リッターターボ(130馬力)。

ただしその外装は大きく変更されて一気に「未来」へ。※1989年登場の「ファミリア・アスティナ」を連想させる

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グラスエリアが広く、シャープでエッジの効いたデザインは今見ても新鮮ですね。

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このマツダMX-84のボディサイズは全長3940ミリ、全幅1690ミリ、全高1280ミリなので、かなりコンパクトなクルマということに。

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ホイールアーチはたしかにベルトーネ(というか、ランボルギーニ・カウンタックをデザインしたマルチェロ・ガンディーニ)風。

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ちなみにステアリングホイールは埋込式、なんとセンターにはブラウン管が埋め込まれ、数々の先進装備が備わります。

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シートは超レトロなモケット地。

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こちらは内装中の状態。

おそらくは当時の資料もベルトーネとともに失われてしまっていると思われ、作業は困難を極めたのかもしれません。

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ポップアップヘッドライト、その下のウインカーはサバンナRX-7(FC3S)をも思い起こさせますね。

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内装パネルもきれいにレストア。

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今回せっかく美しくレストアされたということもあり、ぜひどこかで実車をお披露目してほしいものです。

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マツダにはほかにこんな「MX」があった

その後マツダはいくつかの「MX」を発表することになりますが、こちらはMX-02。

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5ドアのハッチバックで、大きな窓、空力を考慮したリアホイールカバー(スパッツ)、フレア状のインドアミラーを持ち、機構的には後輪操舵を備えていた、とのこと。

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リアセクションの開閉方法はけっこう衝撃的。

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MX-03は1985年に登場したクーペモデルで、円形のステアリングホイールではなく、ヨーク型ステアリングで操作する後輪操舵を採用し、Cd値は0.25に抑えられていたそうです。

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その後、1987年の東京モーターショーで発表されたMX-04は、取り外し可能なグラスファイバー製のパネルを採用したフロントエンジン後輪駆動のスポーツカー。

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交換可能なボディパネルを持つという特徴を活かし、オープントップのビーチバギーへとスタイルを変化させることも。

1987_Mazda_MX-04_roadster_2

この後、MX系は「MX-5ミアータ(ロードスター)」、「MX-30」へと受け継がれてゆくことにわるわけですね。

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