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「機は熟した。地球上ではじめてのウルトラカーを発表する」。ギリシャより3000馬力、16億円の「カオス」登場。今後はニュルや世界最高速などの記録に挑戦するようだ

投稿日:2021/10/10 更新日:

「機は熟した。地球上ではじめてのウルトラカーを発表する」。ギリシャより3000馬力の「カオス」登場、今後はニュルや世界最高速などの記録に挑戦するようだ

| 昨年プロジェクトが公表された際には「絵空事」だと捉えていたが、どうやら本当に発表するようだ |

この出力に耐えうる駆動系が存在するのかどうかはちょっと不明

さて、ギリシャの新興ハイパーカーメーカー「SPオートモーティブが」が、第一弾ハイパーカー”カオス”のティーザー画像と動画を公開。

本来であれば昨年のジュネーブ・モーターショーにて発表される予定だったものの、ジュネーブ・モーターショーは中止となってしまい、その後音沙汰がなく、しかし今回「11月1日に公式デビューを果たす」として予告を行っています。

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カオスは「地球上ではじめてのウルトラカー」

なお、SPオートモーティブ創業者、スパイロス・パノプロス氏によると、この「カオス」は地球上ではじめてのウルトラカーだとされ、すでに予約が開始されていること、さらに数台の注文が入っていることも明かされています。

気になる価格は「2,000馬力のベースモデル」で550万ユーロ(7億1500万円)、「3,000馬力のフルスペックモデル」だと1240万ユーロ(16億1000万円・・・)。

SPユーロによると生産台数は15〜20台程度を予定しており、いかに受注が多く集まろうとも、その排他性を維持するために「100台を超えることはない」とも。

もちろんこのクルマが100台も売れることはないと思われ、そして「15台〜20台」という数字すらもかなり楽観的に聞こえます(ベースモデルでもブガッティ・ディーヴォよりも高価)。

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今後は世界記録へと挑戦の予定も

さらにSPオートモーティブが語ったところによると、11月1日にギリシャのアテネで公開された後には「トップギア」で紹介される予定だといい、同番組の企画として様々な世界記録に挑戦を行う、とも。

その記録の中にはニュルブルクリンクの「市販車最速」記録へのチャレンジも含まれるといい、つまり現在メルセデスAMG GTブラックシリーズの持つ6分43秒616を破ろうとしている、ということになりますね。

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そのほか、SSCトゥアタラの持つ市販車最高速度記録(282.9 mph / 455.3 km/h)を(スポンサーであるレッドブルの協力を得て)更新し、最終的にはリマック・ネヴェーラの持つ1/4マイル(0-402m)加速記録(8.58秒)をも更新すると主張しています。

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搭載されるエンジンは4リッターV10

SPオートモーティブによると、このカオスの車体ミッドに搭載されるのは4リッターV10ツインターボ、そして2,000馬力版だとレブリミットは11,000回転、3,000馬力版だと12,000回転だとされ、ビレットアルミニウム製のエンジンブロック、3Dプリントされたチタン製のピストンとコンロッド、チタン製のカムシャフト、チタンやインコネル製のバルブまわりパーツ、そしてカーボンファイバー、チタン、セラミックコンパウンド製のターボチャージャーが2基搭載されているようですね。

そのほかに判明している情報だと、トランスミッションは8速デュアルクラッチ、駆動方式は4WD、サスペンションはダブルウィッシュボーン、そしてブレーキにはフロント428mm、リア416mmのセラミックディスクを採用し、マグネシウム製の3Dプリントキャリパーを装備しています。

モノコックシャーシはザイロン製、ボディパネルにはカーボンファイバーとケブラーが用いられているようですね。

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その構造は独特すぎた

そして公開されているオフィシャルフォトを見るに、そのデザインはあまりに独特。

テールランプはブガッティ・ディーヴォの「モノリス」をさらに増加させたような感じですね。

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テールパイプにはハンチング処理が施され、とてもクルマのパーツとは思えないような仕上がりです。

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こちらは3Dプリンタにて成形されるコンロッドやピストン。

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ピストンヘッドがあまりに独特な形状を持っており、テールパイプ同様にパンチング処理が採用されています。

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ブレーキキャリパーは芸術品のよう。

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ホイールもおそらくは3Dプリンタ製だと思われ、この構造を見るにAIにて設計されたのかもしれません(この構造は人間では思いつかない)。

参考までに、AIが設計したハイパーカーとしては、最近ジンガー21Cが公開されたばかり。

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SPオートモーティブ「カオス」のインテリアもスゴかった

そしてこちらは「カオス」のインテリア。

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現時点ではレンダリングにとどまりますが、AR(拡張現実)を採用し、大量のカーボンファイバー、スクリーンが統合されたヨーク型ステアリングホイールなどが確認できます。

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SPオートモーティブは今回の「カオス」に加え、シティカー(電気自動車)、水素自動車のスーパーカーなど、かねてより準備を進めてきた「さまざまな作品」を発表するとしており、このあたりも11月1日に公開されるようですね。

SPオートモーティブ「カオス」のティーザー動画はこちら

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参照:Carscoops, SP Automotive

 

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