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「世界で最も長い距離」を走ったフェラーリF40が”整備士による運転中に”クラッシュ。甚大な被害を被るも、修復されて路上に戻され、さらに距離を伸ばすことを期待したい

「世界で最も長い距離」を走ったフェラーリF40が”整備士による運転中に”クラッシュ。甚大な被害を被るも、修復されて路上に戻され、さらに距離を伸ばすことを期待したい

Image:TheSupercarBlog

| フェラーリF40の事故はあとを絶たず、それだけ運転が難しいのだと思われる |

特にタイヤが温まりにくい冬季の運転には注意したいところである

さて、ちょっと前にも「フェラーリF40を整備士が運転中、誤って事故を起こした」という報道がありましたが、今回もまた「整備士がフェラーリF40をクラッシュさせてしまった」というニュースがネット上を駆け巡っています。※現在、最初に投稿されたインスタグラム上の画像は削除されている

ただし今回の事故がいままでのF40に関する事故と異なるのは「このF40が、もっとも長い走行距離を持つ個体として知られていること」で、そのナンバープレートにちなみ”F40PRX”としてよく知られるクルマであるという事実。

いったいなぜ「もっとも長い距離を走った」フェラーリF40がこんなことに

現時点で情報は限られているものの、インスタグラムに投稿された内容によれば、事故が発生したのはイギリスのA5号線、メアリーケイト村近くであり、説明によると「ドライバーがコントロールを失い、その余波でF40が横転した」。

画像を見る限りだとこのフェラーリF40の被害はまさに甚大で、フロント部分全体が失われ、前輪、サスペンション、ラジエーター、収納スペース、ホーンがすべて露出しています。

画像では車両のすぐそばに電柱か街灯のようなものを確認できるので、おそらくこの柱に衝突した際にフロント部分が失われたと考えられます(フロントセクションの残骸は車の左側に部分的に挟まった形で残っている)。

Image:TheSupercarBlog

車体後部も無傷ではなく、運転席側のリアサスペンションがずれており、ホイールが過剰な内側に向いており(トーイン状態)、リアバンパーも損傷を受けているもよう。

車両全域に被害が及んではいるものの、その希少性や価値を考慮すると、いかにコストが掛かったとしても修復がなされるものと思われ(火災や水没に比較すればまだ修理が容易な部類かもしれない)、再び路上に戻り、その走行距離をさらに伸ばすことを期待したいところですね。

ちなみに下の動画は「健在」であった頃のこのフェラーリF40。

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参照:The Supercar Blog

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