先日購入した、ランボルギーニ純正エンブレム(Lamborghini文字)。
今回これを加工し、ボブルビーに貼り付けてみます。
まず塗装を行いますが、メッキの上に塗装は乗りにくいので、まずは「メタルプライマー」でエンブレムを塗装。
その上からスモークを3度ほどスプレーし、適度に黒く「ブラッククローム」となるように仕上げ。
今回は加工品質にさほどこだわるわけではないので、上塗りのウレタンクリアなどは吹かずにコスト重視の仕上げです。
これをカーボン仕様のボブルビー・メガロポリス(樹脂製シェルを持ったデイパック)に貼り付け。
ボブルビーそのものはランボルギーニ・クレストもブラックで再現し、全体的に黒っぽい「ステルス」仕様にしてあります(ただしボルトやナットはゴールドのアルマイト)。
なおボブルビーのカーボン製シェルですが、これはワンオフで製作したもの(通常はプラスチック製)。
ボブルビー純正でもカーボンシェルの用意はありますが、非常に高価なので、ぼくはいつも自分でシェルを作るわけですね。
実際にカーボンシェルを作ってみるとカーボンの織り目を均一に再現するのは難しく、どうしてもどこかに「歪み」が出るのですね。
そう考えるとポルシェやランボルギーニ、フェラーリなど純正のカーボンむき出しパーツの美しい織り目を再現するのは非常に高度な技術が必要で、その高価な理由も理解できます。
なおブガッティ・シロンやランボルギーニLP770-4チェンテナリオはもともとカーボン製のボディを持っていますが、塗装仕上げではなく「カーボンの織り目が見える仕様」を選ぶと3000万円くらいの追加費用が必要となります。
「同じカーボンなのになんで」と思ったことがありますが、「塗装仕上げ」の場合はカーボンの織り目が歪んでいてもOKなので加工にさほど気を使わないぶん価格が抑えられる、ということなのでしょうね。
なおLamborghiniエンブレムをブラックに塗らなかったのは「手元にブラックがなかったから」で、スモークに塗ったのは「手持ちの塗料の中でできるだけブラックに近いものを選んだ」のがその理由ですが、結果オーライというかスモークとなったことでカーボンとの色調がマッチし、なんとなくマンソリーっぽい迫力が出たように思います。
関連投稿
ランボルギーニ・ウラカンのエンブレム購入。大幅値下げで半額に
ランボルギーニ仕様ボブルビーをもうひとつ制作。
以前はドライカーボンでしたが、今回はウエットカーボンです。サイズも以前に比べて大きな「メガロポリス」をベースにしています。
前のものは「ピープルズ・デライト」でしたが、やはりピープルズ・デライトは容量が小さく、ぼくにとって日常の使用には不十分でした。
シェル、ハーネス、ボルト/ナット、その他パーツを個別に手配して造り上げるわけですが、意外と手間がかかります。
今回はパーツをブラックで統一し、バレンチノ・バルボーニ風のストライプ(シロッコに貼ったものの縮小版です)を貼り、ランボルギーニ文字をステッカーで再現。
この上からクリア塗装を行うことも考えましたが、万一ストライプを剥がしたくなったときに困るので、クリアは塗らないままとしています。
ちなみにハーネスは「エアロ」をベースとしており、前回のボブルビーに比べるとお金のかかった仕様となっています。
難点は、ガヤルドに載らないこと。室内に2名乗ると、このボブルビーを載せるスペースがありません。
さらにフロントトランクにも入らないので、ガヤルドに乗るときは(一人乗車の時を除いて)この「ランボルギーニ」ボブルビーを使用できないわけです。