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レズバニから「SFビデオゲームに登場しそうな」ヴェンジェンスが発表!ベースはキャデラック・エスカレード、すでに多数のオプションとともに受注が開始

2022/10/13

レズバニから「SFビデオゲームに登場しそうな」ヴェンジェンスが発表!ベースはキャデラック・エスカレード、すでに多数のオプションとともに受注が開始

| レズバニはいつの間にか「スーパースポーツ」路線から「装甲車」路線へと大きくシフト |

今回のベンジェンスはこう見えても「都市型SUV」を目指したようだ

さて、ブランド立ち上げ当初は超ハードコアでスパルタンなスーパースポーツ「ビースト」にてその名を知られていたレズバニ。

その後にSUVボディを持つ「タンク」を発売してからはちょっと路線が変わってしまい、タンクの派生モデルや「ヘラクレス」なる6輪オフローダーを発表するなどラインナップが変化してきています。

そして今回リリースされたのが「ベンジェンス」なるSFっぽいルックスを持つオフローダーですが、つまるところこういったクルマが「人々がレズバニに求めるもの」ということなのかもしれません。

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レズバニ・ベンジェンスはこんなクルマ

そこでこのレズバニ・ベンジェンスについてですが、これはキャデラック・エスカレードをベースにした改造車だとされ、しかしそのルックスはエスカレードの「エ」もないほどに作り変えられており、角張った「装甲」的なボディにコンパクトなLEDライト、最小限のウインドウにて構成されることに。

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ホイールは22インチ、タイヤは外形35インチという大きなサイズを装着しており、パノラミックサンルーフやパワーリフトゲートといった快適装備も与えられています。

パワートレインはエスカレードをそのまま踏襲する6.2リッターV8(最高出力426馬力/最大トルク623Nm)と直6ターボディーゼル(装甲出力281馬力 / 最大トルク623Nm)のほか、専用チューンを持つ6.2リッターV8スーパーチャージド(最高出力700馬力 / 最大トルク911Nm)も用意される、とのこと。

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トランスミッションは10速オートマチック、標準だと後輪駆動、そしてオプションにて4WDが用意され、マグネティックライドコントロールとリミテッドスリップリアデフは標準装備。

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レズバニ創業者のフェリス・レズバニ氏によれば、「SFをテーマにしたビデオゲームのコンセプトカーを路上にて実際に走らせることが目標だった」と述べており、このベンジェンスはタンクのような究極の走行性能ではなく、あくまでも「それっぽい見た目」を追求したモデルという位置づけなのかもしれません。

なお、企画段階ではもっとSF的だったそうですが、最終的には「現実のガレージに収まるように、そして実用的でありながらこの世のものとは思えないよう」デザインが調整されたのだそう。※今回公開された画像が最終バージョンだと思われる

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ただ、「見た目」優先といえどもその外観に恥じない保護性能もオプションにて用意されていて、95,000ドルの「ミリタリーパッケージ」には防弾ガラスと装甲が追加され、さらにはブラストプロテクション、ランフラットタイヤ、強化サスペンション、エスケープハッチ、ウィンチ内蔵のスチール製フロントバンパーが追加されます。

細かいところだと(目くらまし用の)ストロボライト、インターホンシステム、ペッパースプレーディスペンサー、電撃式ドアハンドル、煙幕システムが装備され、車内にはサーマルナイトビジョンシステム、ガスマスク、防弾チョッキ、防弾ヘルメットが追加されることに。

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レズバニ・ベンジェンスはこんな内装を持っている

そしてこちらはレズバニ・ベンジェンスのインテリア。

外装に比較するとエスカレードっぽさを残していて、しかしエスカレードの持つ高級なトリムを取り除いているため、むしろシンプルなイメージに。

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標準装備としてはヒーター付きステアリングホイール、7.2インチサイズのドライバーインフォメーションセンター、14.2インチのデジタルメーター、16.9インチのインフォテインメントシステムにて構成される曲面有機ELディスプレイが主なところで、ほかには12ウェイパワーフロントシート、トライゾーン自動空調システム、19スピーカーAKGオーディオシステム、ワイヤレススマートフォンチャージャー、フロントシート+2列目シートヒーター、2列目のキャプテンチェアも。

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オプションとしては、ベンチレーション、マッサージ機能付きリアシート、パーティション、ビッグスクリーンTV を含むエグゼクティブパッケージ、さらにはApple iPad、Apple TV、イルミネーションヘッドライナーが含まれる豪華仕様パッケージといったものもラインナップされています。

レズバニではすでにこのベンジェンスの注文を受け付けており、価格は249,000ドルからに設定されていますが、もちろん日本に正規販売店は存在しないものの、「ベースがキャデラック・エスカレード」となると整備に困る場面はさほどないと思われ、どこか並行輸入を行うショップが登場するかもしれませんね。

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参照:Rezvani

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