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5台限定「レズバニ・ビーストXブラックバード」。軽量、かつ700馬力のサーキットウェポン

2018/02/07

| 価格は標準モデルの2.5倍 |

カリフォルニアベースの少量生産車メーカー、レズバニが「ビースト・アルファX ブラックバード(Beast Alpha X Blackbird)」を公開。
これはわずか5台の限定モデルで価格は邦貨換算2500万円、そして2.5リッターから700馬力を発生するというエキゾチック中のエキゾチック。

世界最速のジェット機をイメージ

デザインイメージはアメリカ空軍の保有する超音速偵察機「SR-71(愛称がブラックバード)」で、実用ジェット機としては最も高く、最も速く飛行できる機体。
現在は「あまりに高度な操縦技術を要求する」こと、「あまりに運用に維持がかかる」ことから事実上退役を余儀なくされている偵察機でもあります。

なお、標準モデルの「ビースト・アルファ」も同じ2.5リッターエンジンを有するものの、こちらの出力は400馬力。
このエンジンをコスワース製のECU、Carillo製鍛造ピストン、コンロッド、カム、バルブ、スプリングにてカリカリにチューン。
トランスミッションは6速マニュアルもしくは6速シーケンシャルを選択できるそうですが、700馬力に対して車体重量はわずか952キロだと伝えられており、この数字を見る限り「マニュアル操作だと追いつかない」速さを持っていると考えられます。

なお、0-100キロ加速は2.9秒で、これはスタンダードモデルの3.5秒に対して極端に短縮された数字。
ボディパネルの多く、たとえばルーフやドアはカーボン製となり、ボディカラーは画像のブラックにグリーンのアクセントが入る仕様のみ。
通常の「ビースト・アルファ」の価格が1100万円程度であることを考えると大幅なプライスアップですが、この価格を許容できる人にとってはこの上ない楽しみを与えてくれるであろう「サーキット・ウェポン」ですね。

この特殊な開き方をする「サイドワインダー・ドア」は1000ドルのオプション。
前後とも異常に「リムが深い」ホイールです。

インテリアにも多彩なオプションが用意されている、とのこと。

ドアミラーはなんと「吊り下げ」式。

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