| レズバニ・タンクにハイパワーな「タンクX」登場 |
レズバニの最新モデルにして「もっともタフなSUV」、タンクにニューバリエーションが登場。
今回はエンジンをパワーアップさせた「タンクX(Tank X)」で、搭載するのはダッジ製、6.2リッタースーパーチャージドV8、707馬力の「ヘルキャット」。
なお、ダッジはこのエンジンをECU等付属させた状態で販売しており、新興自動車メーカーにとっても「手に入れやすい」ハイパフォーマンスエンジン。
新興メーカーにとって自社エンジン開発は相当にハードルが(技術・資金ともに)高く、よっていかにエンジンをほかから入手するかが悩みのタネとなりそうですが、ダッジのクリートエンジンは「救いの船」とも言えそうですね。
防弾装備レベルは最高ランクのEN-B7
今回の発表の「タンクX」については、先に発表された「レズバニ・タンク・ミリタリーエディション(Rezvani TANK Military edition)」と同様の防弾性を持っており、民生用規格で最高レベルのEN-B7に準拠した防弾ガラス、サーマルナイトビジョン、装甲、強化サスペンション、スモークウインドウ、防爆装備つき。
加えて「オフロード・エクストリーム・パッケージ(Off-Road Extreme Package)の装着も可能で、これは6インチのリフトアップ、そしてダイナトラック製プロロック、プログリップブレーキといった文字通りエクストリームな装備内容。
ショックはFOX製の2.5インチ、タイヤはなんと37インチサイズの外径となるようですね。
コンセプトはミリタリー×フューチャー。
火星でも走れそうな雰囲気ですね(酸素がないと無理だけど)。
とにかくハードなルックスで、防弾性能も高いとなると、凶悪犯罪の多いメキシコでも人気が出そう。
確実に道を譲ってしまいそうな面構え。
インテリアは外装とは打って変わって「ゴージャス」路線となり、ハンドステッチ入のレザーにスウェードのヘッドライナー、ヘッドアップディスプレイ、7.9インチサイズのインフォテイメントスクリーンも標準装備される、とのこと。
なお、標準仕様の「レズバニ・タンク」は259,000ドルから。
すでにカーコンフィギュレーターも公開済みです。
標準モデルには防弾装備はなく、これを装着すると+1100万円が必要になるものの、特定の人にとっては「命と引き換えにはできない」ということになりそう。
VIA: Rezvani