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新型コルベット”ZR1”はポルシェ918スパイダー、フェラーリSF90ストラダーレ同様の「3モーターハイブリッド」にレーシングカー”C8.R”のエンジンを積み900馬力とのウワサ

2019/11/24

| もしそうなると多くのスーパースポーツが太刀打ちできない状態に |

シボレーが新型コルベットを発表してしばらく経つところですが、そこで聞こえてくるのがハイパフォーマンスモデルのZ06やZR1のウワサ。
先日は「Z06」のステアリングホイールらしきものの画像がリークされましたが、今回はZR1について怪情報が流れているようです。
ZR1はコルベットにおける最上位グレードで、C7世代だとその過激なルックスやパフォーマンスで知られます。

そしてC8世代のZR1ですが、以前より「ハイブリッド化」のウワサが囁かれていたものの、今回改めて「ハイブリッド化されて900馬力以上になるというう話が出てきている模様。

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新型コルベットZR1は4輪トルクベクタリング

Motor Trendによると、新型コルベットZR1は、Z06に積まれる「フラットプレーンクランクを採用したデュアルオーバーヘッドカムV8ツインターボ」、つまりレーシングカーであるC8.Rに近いエンジンを搭載。
さらにはこれにハイブリッドシステムをプラスすることになりますが、これはフェラーリSF90やポルシェ918スパイダーのような「3モーター」を採用することになり、まずひとつはエンジンとトランスミッションとの間に装着されてエンジン出力を増幅させる役割を持つ、と報じられています。

そして残る2つはもちろんフロントに搭載されて前輪を駆動することになりますが、つまり新型コルベットZR1は「4WD」ということになりますね。

なお、このハイブリッドシステムは「エコ」的な側面は持ち合わせず、すべては「パワーとパフォーマンス向上のためだけに採用される」とのことで、4輪トルクベクタリングによる強力な駆動力そしてコーナリングフォースを見せつけることになりそう。

新型コルベットZR1は「世界最速の一台」に?

シボレーはC8世代のコルベットについて「はじめて」ミドシップ化を行ったことになりますが、にもかかわらずC8コルベット(ベースモデル)のパフォーマンスは「既存ミドシップスーパースポーツ」をも脅かすだけのポテンシャルを秘めているのは間違いなく、そしてさらに驚かされるのはポルシェ911カレラSの約半分、フェラーリV8ミドシップやランボルギーニV10モデルの約1/5というその価格。

新型コルベットZR1が報道のとおり「900馬力、3モーターハイブリッド、トルクベクタリング4WD」であれば、ポルシェ918スパイダー/フェラーリSF90ストラダーレ同様のパッケージングを持つことになり、そのパフォーマンスについてもこれらと同等、もしくは場合によっては「凌駕する」ことも予想できます。

もちろん価格は比較できないほど安価に設定される可能性もあり、今後スーパースポーツカーメーカーが認識を新たにせざるをえないクルマとなりそうですね。

なお、C8コルベット発表前には「あまりのパワーにリアハッチが割れる」という問題も報じられていますが、それはこの「コルベットZR1」のプロトタイプだったのかもしれません。

VIA: Motor Trend

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