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コルベットよお前もか!完全電動化された「コルベット・セダン」「コルベットSUV」誕生とのウワサ

2022/08/10

シボレー・コルベット

| いわばトヨタ・クラウンの「逆パターン」とも言える |

ビッグネームを使用し、もしくはリバイバルによって新しいチャンスを確実なものとしようとする例は少なくはない

さて、トヨタはクラウンのSUVバージョンを発表し、セダンを含む4つのボディタイプにて発売することを明確にしていますが、海の向こうのゼネラルモータース(GM)ではコルベット「セダン」「SUV」を発売するのでは、というウワサが表面化しています。

なお、これは現地カーメディアが報じたもので、実際にGMから発表があったものでもありませんが、過去にもなんどか「コルベットのSUV」については話題が定期的に登場しており、さらにフォードだと「(SUVボディの)マスタング・マッハE」が2ドアクーペのマスタングよりも販売が多くなったそうなので、様々な流れを考慮するに、コルベットのセダンそしてSUVについては「現実的な話」なのかもしれません。

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電動パワートレーンが多くを可能にする

なお、なぜコルベット「セダン」なのかはちょっと不明ではあるものの、意外なことにアメリカではセダンの人気が非常に高く(カムリやアコードが売れていることからもよく分かると思う)、ピュアエレクトリックカーだとテスラ・モデルSやモデル3やポルシェ・タイカンについても広く受け入れられており、GMが今後エレクトリックカーを販売するに際してコルベットの名を使用し、競合他社の人気モデルのシェアを奪うセダンを発売するとしても不思議はないのかも。

そしてフォード・マスタング「マッハE」についても、おそらくはマスタングの名と、マスタング譲りのデザインがなければここまで売れていたかどうかは疑問なので、「失敗しない」ための手段としてもGMはコルベットというビッグネームを使用することに決めた可能性もありそうです。

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加えて、ピュアエレクトリックカーであれば、プラットフォームの自由度がかなり高いものと思われ、ガソリンエンジン車としてコルベット「セダン」を開発するよりは比較的容易にコルベット「セダン」を発売できるものと思われ、しかしこの(2025年辺りに発売されると言われる)コルベット・セダンは現行のC8コルベットとはなんらメカニズム的な関連性を持たないと考えてよいかと思います(同グループに属するキャデラックのフラッグシップセダン、セレクティックのプラットフォームを使用するのではないかと言われている)。

これからは「同じ名前で違うクルマ」がたくさん登場?

ちなみにですが、ガソリンからエレクトリックへと時代が切り替わるに際し、自動車メーカーの間では「全く新しい名称とブランドを使用する」例、もしくは全く逆に「ガソリン車の名称(特に人気モデル)を継承したりリバイバルしたりする」派とに分かれています。

前者だとメルセデス・ベンツ「EQ」やフォルクスワーゲン「ID」がこれに該当し、後者はもちろんマスタング・マッハE、ハマーEV、そして欧州だとランチア「デルタ」、ルノー「5(サンク)」の復活がこれに相当。

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つまり自動車メーカーによって戦略が全く異なるわけですが、アメリカの自動車メーカーは以前から「リバイバルデザイン」等、商業的理由によって過去の名車をデザイン的に蘇らせる例も少なくはなく、それを考慮すると「名称の使いまわし」くらいは日常茶飯事なのかもしれません。

参考までに、ホンダはそういった「(その名にあやかりたいという)商業的理由」ではなく、取得した商標の効率的な再利用という観点からだと思われますが、2輪と4輪とで名称が行ったり来たりすることがあるようです(インテグラ、ストリーム、ビート、トゥデイなど)。

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参照:Muscle Cars and Trucks

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