テスラ・サイバートラックの公式納車イベント開催前に突然の「受注停止」。注文が200万台に達し、生産キャパを超えたことが原因か。さらにはモードやオプションなどのリークも

｜　テスラ・サイバートラックにはまだまだ謎が多い　｜

生産は困難を極めるとされ、サイバートラックの予約台数すべてを生産するには数年といったタームが必要に

さて、テスラは明日にサイバートラックの納車イベントを開催する予定ですが、価格や航続距離、エレクトリックモーターのセットアップ等については（いくつかのリークがあるものの）未だ公式にはアナウンスされていない状態です。

そして発表直前の今でもリークが続いており、今回出てきた情報は新しいモードやディティール、そしてアクセサリー類。

今回はこんな情報がリークされている

そこで今回リークされた情報を見てゆくと、まずは「ビーストモード」の存在。

これはテスラアプリのアップデート情報から明らかになったもので、これを起動すると一番上の画像のように（おそらくは巨大なインフォテイメント・ディスプレイに）プレッド・モードっぽい、しかし専用のグラフィックが表示されるもよう。

もちろんこれを起動すると車両のパフォーマンスが変化するものと思われ、しかし「どう」変わるのかは現時点では謎のまま。

そして次は「アクセサリー（オプション」）についてですが、ホイールには3種類の選択肢が用意され、さらには「ベースキャンプ（Base Camp）」と名付けられたテント（おそらくは荷台に組み込まれるものと思われる）もラインアップされるようですね。

このほかだと「ライトバー」「ソーラーパネル」といった項目もアプリ内に見られる、と報じられています。

テスラ・サイバートラックの航続距離は300マイル？

そしてまた別のリークで明らかになったのはその航続距離。

ステアリングホイール越しにメーターを撮影したものですが、その右側にあるモニターに「265マイル」、そして（おそらく）10本のバーで構成される電池マークが見え、そして電池マークの減り具合から逆算すると航続距離は満充電時で300マイル（482km）だと予想され、しかしこの車両のグレードは不明です（テスラは以前、500マイルのロングレンジモデルを提供するとコメントしたことがある）。

Hol up 👀 pic.twitter.com/MTsNHBM74W

— Marques Brownlee (@MKBHD) November 29, 2023

テスラ・サイバートラックはもう買えない？

こちらはリークではなく事実ではありますが、およそ全世界にてサイバートラックの注文が「不可」表示、もしくはサイバートラックの記載そのものが消失することに。

アメリカ本国の公式サイトだと、サイバートラックの予約ボタンそのものが消え、しかしその直前には予約の際の金額が100ドルから250ドルに跳ね上がり、そしてまた100ドルに戻って「予約できなくなった」という変遷を辿っているもよう。※日本ではサイバートラックのコンテンツそのものが消えている

なお、サイバートラックの予約については2021年5月に100万台、2021年8月に125万台、2021年11月に130万台に達したと報じられていて、さらに現時点での予約台数は200万台に達したという報道もあり、テスラは「とうていこの台数を作ることはできない」と判断して受注をいったん終了させたのかもしれません。

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