テスラ・サイバートラックのスペックが一部リーク。全長5.6M、全幅2M、重量3,025～3,125kg。牽引能力や室内サイズなどが明かされるも未だ価格やバッテリー容量は謎のまま

｜　サイバートラックの納車イベントに向けてなんらかの「サプライズ」が用意されているとは期待しているが　｜

おそらく価格は「非常に高く」、それがどういった反応を引き起こすのかには不安が残る

さて、11月30日から納車が開始されることが明らかになっているテスラ・サイバートラックですが、納車が迫っているにも関わらず公式としてサイズや価格、出力はもちろんモーター構成に至るまで語られないという異例の状態が続いています。

ただし今回、テスラ「内部」を名乗る人物がユーチューバーへとその情報をリークしており、ここでその内容を見てみましょう。

テスラ・サイバートラックはこういった数値を持っている

まずはリークされた数値は以下の通り（ただしこれが正しいという証拠はない）ですが、リーク情報にはバッテリーサイズ、満充電あたりの航続距離、出力、価格は含まれておらず、これらは依然として不明です。

テスラ・サイバートラックをライバルと比較すると？

そこでこれら数値について掘り下げてみると、コンセントについては工具や家電に電力を供給するために用意されているものと思われ、これはォードF-150ライトニング、リヴィアンR1T、シボレー・シルバラードEVといったエレクトリックピックアップと同様です。

ただしフロントにはコンセントがなく、シルバラードEVには合計7つ、F-150ライトニングには8つ、R1Tには3つのコンセントが標準装備されているのと比べるとちょっと見劣りする部分ですね（ただし、いずれも定格電圧は120Vである）。

ボディサイズでは、サイバートラックはF-150ライトニングに比較して9.5インチ短く、0.1インチスリムで7.8インチ低く、ホイールベースは2.5インチ短く、シボレー・シルバラードEV（の標準グレード）と比較しても9.9インチ短く、1.7インチ狭く、7.5インチ低いので、意外とコンパクトなのかもしれません（それでも、日本的感覚からすると非常に大きい）。

一方、テスラ・サイバートラックはR1Tより6.1インチ長く、0.9インチ広く、ホイールベースが7.2インチ長く、つまりR1Tよりは大きな車ということになりますね。

牽引能力についてだと、サイバートラックは11,000ポンドまでの牽引可能であり、リヴィアンR1Tの11,000ポンド、F-150ライトニングとシルバラードEVの10,000ポンドとほぼ同等となっています。

よって、「ピックアップトラック」として見るとずば抜けたものはなく、あとはライバルとの「EV性能」つまり航続距離、そして価格についての情報が待たれるところですね。

テスラ・サイバートラックのリーク情報を紹介する動画はこちら

あわせて読みたい、テスラ・サイバートラック関連投稿

参照：TFLEV, InsideEVs