珍しい「モト・ターミネーター」登場。米博物館にて「映画のために改造されたクルマやバイクたち」の展示が開始、おなじみデロリアンのほかマイナー車も

｜　モト・ターミネーター」はあまり知られていない名車でもある　｜

ピーターセン自動車博物館は様々な車両を所蔵し、企画に合わせて展示内容を変えている

さて、ピーターセン自動車博物館にて「モディファイド・フォー・ザ・ムービース（Modified for the Movies ）」なる展示企画がスタート。

これはその名の通り「映画のためにカスタムされたクルマたち」を集めたものですが、映画における車両（含む小道具）はときに登場人物以上に多くを観客に語るりかけ、ある意味では非常に強い印象を残すことになり、そういったクルマやバイクをたちを集めた企画です。

今回はこんなクルマたちが展示される

そこで今回の展示物の一部を見てみると、やはり外せないのは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場するデロリアンDMC-12。

この展示イベントのテーマは「改造」で、そしてこのクルマほどこの企画にふさわしく、映画の中で重要な役割を果たした例はないかもしれません。※あくまでも既存車を「改造」したことが展示の条件であり、映画のために作られた架空のクルマ、たとえばバットモービルやマッハ号はこの展示企画には含まれないようだ

こちらは「ハービー」に登場した1966年型フォルクスワーゲン・ビートル。

映画ではコミカルな一面、そして痛快な走りを見せてくれましたね。

こちらは「ワイルド・スピードX2」に登場したスーキーが乗るホンダS2000。

「ナイトライダー」に登場する1982年型ポンティアック・ファイヤーバード・トランザム。

「60セカンズ」のハイライトにて活躍した1967年型フォード・マスタング・シェルビーGT500 "エレノア"。

「007 ダイ・アナザー・デイ」のヴィラン、ザオの駆る2002年型ジャガーXKR。

珍しい「モト・ターミネーター」も登場

そしてぼくが注意をひかれたのはこの「モト・ターミネーター」。

これは2009年の映画「ターミネーター：新起動／ジェニシス」に登場したバイクで、ジョン・コナー（クリスチャン・ベイル）が鹵獲した走行型ターミネーターをハックし自身の足として使用したもの。

バースとなるのはドゥカティ・モンスター1100 S ですが、ほぼその原型をとどめていない状態です。

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参照：Petersen Museum