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セレブ向けロレックス「ヨットマスター40(116655)」を買った!ゴールドでもそれほど「露骨」ではなく気軽に身につけることができそうだ

2019/08/06

| 思ったよりも黒っぽい |

さて、ロレックス・ヨットマスター40(116655)を購入。
直近で購入する予定はなかったものの、しかしずっと欲しいとは考えていて、今回偶然にも定価にて新品を手に入れるチャンスがあったため(つまり正規販売店にて在庫があった)、迷うことなくそのチャンスを手に入れています。

なお、このヨットマスター40(116655)はヨットマスター、そしてゴールドモデルにしては珍しく「プレミア」がついているモデル。
その理由は不明ですが、このモデルで初採用となったラバーベルト「オイスターフレックス」が理由なのかもしれませんね(デイトナでも、オイスターフレックス採用モデルはかなり値が上がっている)。

ロレックスのケースサイドは傷がつきやすい構造を持っている

なお、ぼくにとってロレックスのゴールドモデルは「デイトナ(116518)」に続く二本めです。
ロレックスは非常に実用的な腕時計ではありますが、ゴールドモデルにおいては実用的とは言えないと考えていて、というのも衣類の袖が当たるケースサイドが「ポリッシュ仕上げ」となっているため。

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たとえばオーデマピゲ・ロイヤルオーク・オフショアクロノグラフだと、この「ケースサイド」はブラシ仕上げとなっており、傷がつきにくく、傷がついてもわかりにくい仕様を持っていますが、ロレックスの場合は(ゴールドモデルだけではなくスレンレスモデルも)なぜかここが鏡面仕上げとなっていて、非常に傷が目立ちやすくなっています。

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よって、ぼくはロレックスを身につける時は「長袖は着ない」ようにしていて、つまりロレックスは「夏用」。

オイスター・フレックスは購入後のサイズの調整ができない

このヨットマスター40の特徴の一つでもある「オイスターフレックス」ですが、これはサイズ調整不可能。
ロレックス用ラバーベルトとして販売されている(社外品の)ラバーベルトは、ベルトをカットすることで長さの調整ができるものの、オイスターフレックスは「カット」できない構造となっており、よって購入時に「サイズ」を選ばないと、購入後のサイズ調整が不可となっています。

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なお、サイズはED(55ミリ)EE(65ミリ)EF(70ミリ)EG(75ミリ)EH(80ミリ)があり、1センチ刻みで用意されているということになりますね。
そしてこのベルトは12時方向、6時方向それぞれ異なるサイズを選ぶことができ、バックル側にて5ミリ程度の調整が可能。
よって、比較的細かく調整ができるということを意味します。

このオイスターフレックスはロレックスが特許を取得しているもので、内側に「縦方向クッションシステム」と呼ばれる柔らかいラバーが一体成型されていてフィット感を高めていることも大きな特徴。

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ロレックスはかなり遅くにラバーベルトを導入していますが、それだけ「待った甲斐のある」出来栄えを持っており、ウブロ、オーデマピゲ、カルティエと比較しても「比べ物にならない」柔軟性、高い快適性、優れた装着感を持っています。

ロレックス・ヨットマスターはセレブ向けの腕時計

なお、ロレックス・ヨットマスターはもともとセレブ向けの腕時計。

ヨットマスターそのものは1992年に登場していますが、その時は「ヨットを持っている人」を対象としていたために18KYG(いわゆる金無垢)モデル「16628」のみでの発売という異例のスタート。
その後リッチなセレブがカップルで装着することを想定してボーイズサイズ、レディスサイズを追加しています。

ロレックスのスポーツモデルにおけるラインアップでは非常に珍しい「メンズ/ボーイズ/レディス」の3サイズが揃うモデルですが、最近では「42ミリ」も追加されていますね。

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その後1999年にステンレスモデルとプラチナのコンビという、見た目はステンレススティールに見えるが実は高価という「ロレジウム(16622)」が登場。

さらには2012年にモデルチェンジを果たしてRef.116622となり、キャリバーこそ3135と代わりはないもののパラクロムヒゲゼンマイが採用され、インデックスにはクロマライトが採用となっています。

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そして2015年に登場したのが、今回ぼくが購入した116655。
これは金無垢、そして上述のラバーベルト「オイスターフレックス」を使用していることが特徴で、それまではサブマリーナ、エクスプローラーI/エクスプローラーIIの影に隠れて日の当たらなかったヨットマスターを一気に表舞台に引っ張り出したモデルですね。

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そしてベゼルはGMTマスターIIやサブマリーナと同じ「セラミック」ですが、これまでのヨットマスター同様に「文字が浮き出た」「マットな」仕様を持っていて、ここはサブマリーナと大きく印象が変わるところ。

なお、もうひとつサブマリーナと異なるのはケースサイドで、サブマリーナはケースサイドが「平面」であるのに対し、ヨットマスターは「デイトジャスト」などドレス系と同じ「曲面」を持っています。

こういった仕上げを見ても、ヨットマスターはガチなスポーツ系ではなく、優雅にヨットを楽しむ人のための腕時計だということもわかりますね(そのため、未だにステンレススティールのみで構成されるモデルはなく、かならず貴金属と組み合わせられる)。

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ちなみに、ヨットマスターは「潜る」ことは考えていない腕時計なので、防水性能はサブマリーナとは異なる「100メートル」に留められ、究極の実用そしてタフネス腕時計であるサブマリーナとは、見た目が似ていてもその生い立ちそして性格がぜんぜん違う、ということがわかります。

なお、ロレックスは価格改定において毎年大きく価格を上げる傾向があり、それに加えてスポーツモデルだと「プレミア」がつくことも多いので、しばらく持っておけば「買った以上の価格で売れる」こともしばしば。

よって、投機とまでは行かないまでも、「お金を寝かせておくよりはいい」という感覚でぼくはロレックスを購入するようにしています。

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ちなみにこちらはウブロ・オーシャノグラフィックと。
やはり大きさが全然違います。

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こちらはカリブル・ドゥ・カルティエ・ダイバーのコンビモデルと(ピンボケ申し訳ない)。
カルティエのほうがゴールドの使用面積が少ないはずですが、なぜかカルティエのほうがきらびやかに見えます。

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グリーンサブと。
サブマリーナのほうがラグがゴツく、全体的な印象はかなり異なります。

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