| 全体的に質感が向上し、使い勝手も大幅アップ |
さて、GoProのニューモデル「GoPro HERO8 Black」を購入。
ぼくはここ最近だと、アクションカメラとして「GoPro Session」と「Go Pro HERO6」とを併用していますが、HERO8 Blackをしばらく使用してみた後、SessionもしくはHERO6(つまり不要だと判断したほう)を売りに出す予定です。
なお、ぼくは動画については門外漢で、Youtubeチャンネルにおいても無編集の「撮っただけ」動画ばかりをアップしていて恐縮な限り。
しかし徐々に動画に関する技術をマスターし、動画コンテンツを充実させたいと考えています(目指せユーチューバー)。
GoPro HERO8はこれまでのモデルに比較してこう変わった
GoPro HERO8について、これまでのGoPro史上もっとも大きな変化があったとも考えていますが、ざっとその(主な)特徴は下記の通り。
・HyperSmooth2.0を装備し、手ブレ補正がより高度に ・オプションが充実(メディアモジュラー、ディスプレイモジュラー、ライトモジュラー) ・撮影速度を自由に変更できるTimeWarp2.0装備 ・ビルトイン(折りたたみ式)マウント装備 ・スローモーション動画 ・夜景をきれいに撮れるナイトラプス ・視野角を4つから選べるデジタルレンズ ・スーパーフォト + 高性能 HDR ・3つのマイクを搭載したHiFiオーディオ |
ただ、実際にいくつかのGoProを使ってきた身としては、このほかにも「便利だ」と感じる進化もいくつか。
たとえばGoPro HERO8 Blackでは「フレームなし」でマウントに装着が可能で、これによって実用時の外形寸法がかなり小さくなるというメリットもあります。
加えてHero6だとバッテリーやマイクロSD、USBポートにアクセスするにはケースを外さねばならず、これはけっこう面倒だったものの、HERO8 Blackではその必要がない、ということですね。
ちなみにカメラ本体の重量はGoPro HERO8 Blackでは126g、HERO7は116gではあるものの、実際に使用する際に、HERO7だとフレームを装着する必要があるため、その際の重量は142gへと増加します(つまり実用時の重量だとHERO8のほうが軽い)。
サイドのアクセスパネルの操作方法が変わり、より確実なアクションを採用していて、このパネル自体も(おそらく)アルミ製を採用し、剛性感も格段に高くなっています。
ここは、Hero6では「かなり安っぽかった」部分でもあり、しかし充電時など頻繁に操作する部分でもあったので、通常使用時の満足感につながるところ。
そのほか、画面に表示されるアイコンやインターフェースも変更。
アクティブな機能は水色で表示され、直感的にステータスを把握しやすくなっていますね。
こちらはHero6。
HERO8では文字情報が少なくなり、アイコン表示を多用。
これによって直感的な操作が可能となっています。
細かいところではありますが、ビルトインマウントも便利な部分で、これを折りたたむとカメラを「置いて」撮影することが可能。
Hero6、Hero7でも「ケースを外せば」カメラを置くことが可能ではあるものの、やはりそれはちょっと面倒です(ケースのロックがかなり硬く、着脱が面倒)。
マウント使用時はかんたんに指先で起こせます。
こちらはHero6。
ハウジングにマウント用の突起が一体成型されていて、このままだとカメラを「立てて置く」のは無理。
逆に不満な部分は
充電について、ぼくはUSB経由で行っていますが、GoPro HERO8 Blackでは(6でも7でもそうでしたが)ハブ含む周辺機器からの給電だと充電できないことがあり、PC経由で充電する必要があるのはちょっと困るところ。
ぼくは外出先にはいつもMacbook Airを持ってゆきますが、これは「充電と、外部機器接続を兼ねた」ポートがひとつしかなく、よってGoProを充電しているときはマックブックそのものの充電ができない、ということになりますね。
そのほか、根本的な部分ではありますが、機能を簡略化しても構わないので「もっと小さく軽量な」モデルがあるといいなあ、とは思います。
ちなみにGoProは専用アプリを使用してカメラのコントロール、設定が可能ですが、このアプリはときどきカメラとの接続においてエラーを出すことも。
こちらはスマートフォン(iPhone)側のエラーメッセージですが、たぶん「もう一度お試しください」という表示が「もう一・・・ださい」と表示されていて、これはちょっと笑えるところでもありますね。