| ボローニャにはスポーツカー、スーパーカーメーカーが集中し、別名「モーターバレー」とも呼ばれている |
ボローニャは文化的にもイタリアにおいて重要なポジションを占めている
さて、フェラーリとランボルギーニ訪問のためイタリアはボローニャへ。
このボローニャは工業都市としても有名で(そのほか文化的・食の面でも有名である)、フェラーリ、ランボルギーニのほか、マセラティ、ドゥカティといった会社の創業地(いずれも創業と同じ場所に存続している)、かつパガーニやアレスデザインといったハイパーカーメーカー、そしてコーチビルダーも存在します。
この地にフェラーリやマセラティが誕生したのは「偶発的」だとは思いますが、その後の様々な自動車メーカーがここで創業に至ったのは「フェラーリやマセラティで活躍したエンジニア、そして業務経験のある人材が豊富であったから」だと考えられ、事実パガーニも「この地域に豊富な人材と優秀なサプライヤーが揃っているから」という理由でここに創業しているわけですね(パガーニ創業者、オラチオ・パガーニ氏はアルゼンチン出身である)。
ボローニャはこんなところである
そしてボローニャの様子を画像とともに紹介してみると、まず空港(ボローニャ・ボルゴ・パニゴーレ空港)はこんな感じで日本の地方空港くらいのレベル。
前回そして今回の訪問でもそうでしたが、この空港を利用するのは自動車メーカーやバイクメーカー関係者が結構多く(今回だとアプリリア関係者が多かった)、あるいは中東からスーパーカー/ハイパーカーメーカーメーカーを訪れる人も少なくないもよう(よって、小さい空港なのにプライベートジェットも少なくない)。
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そして空港から直接旅客機に乗り込むことはできず、よってバスにて滑走路へと移動して乗り込むというシステムです。
なお、入国した瞬間から空港内にはカフェやピッツェリア(ちゃんと釜で焼いてる)がたくさん見られ・・・。
ハムやチーズ、パスタが販売されており、まさに「イタリア」といった感じですね。
そしてボローニャで有名なのがこの「マッジョーレ広場」。
右手にあるのはヨーロッパで7番目に大きな教会、「サン・ペトローニオ大聖堂(1300年代に建てられている)」です。
こちらがその教会。
このほか有名な「ボローニャの斜塔」、(世界で)はじめて人体の解剖が行われたというボローニャ大学など様々な見どころがあります。
夜だとこんな感じですね。
なかなかに雰囲気のあるライトアップだと思います。
そしてこのマッジョーレ広場の名物が「ネプチューンの噴水」。
1560年代に作られたもので、よく見ると女性の乳首から水が吹き出すという現代では考えられない構成を持っていますが・・・。
ぼくらが注目せねばならないのは、このマセラティのエンブレムのもととなった「三叉の銛」。
こちらがマセラティのエンブレム。
ちなみにこちらはマセラティ(たまたま通りがかったが、中庭に色々なカスタムバージョンのMC20が見えた)。
そのほか広場周辺はこんな感じで「タイムスリップしたかのような」雰囲気ですね。
一方で落書きや張り紙もけっこう多く、漢字を使用したステッカーも。
ちなみにこの「世界的に魚の侵略」ステッカーは世界中どこへ行っても貼ってあるのが非常に不思議(東南アジアでも見かける)。
ここにも別バージョン。
ちょっとしたアートのようなものも。
けっこう目を引くものも多数。
ところどころ荘厳なアートも見られます。
こういった回廊(ポルティコというらしい)が多いのもボローニャの特徴。
夜だとこう。
ちなみに左側の建物の1Fにはマクドナルドが入店しているのですが、「M」マークが建物のカラーに沿った色となっていて、景観を乱さないように配慮されています。
マクドナルドの店内は「普通」です。
ボローニャの街なかをただ撮ってみた動画はこちら
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