「ランボルギーニ」「フェラーリ」に続き「ブガッティ」の伝記映画が制作予定。創業者の生い立ちや成功、息子の喪失などその半生に焦点が当てられるようだ

Image：Bugatti

｜　自動車に関連する映画は現在「ひとつのトレンド」でもある　｜

しかしながら「ブガッティ」はちょっと一般に対する訴求力が弱いかも

さて、2022年には「ランボルギーニ The Man Behind The Legend」、2023年には「フェラーリ」と自動車メーカー創業者に関する映画の公開が相次いでいますが（その前にはデロリアン創業者の映画も）、これらに続いて今度はブガッティ創業者、エットーレ・ブガッティの伝記映画が制作されるもよう。

この映画はイタリアの映画プロデューサー、アンドレア・イエルヴォリーノ氏によってプロジェクトが進められているもので、（ブガッティの創業者で初代CEOの）エットーレ・ブガッティを中心にストーリーが展開される、と報じられています。

「ブガッティ」の伝記映画はどんな感じに？

現時点ではタイトル未定だそうですが、内容としてはエットーレ・ブガッティの若き日から、1909年に自身の名前を冠した会社を設立するまでの人生を中心に描かれるといい、その後の1900年代初頭におけるスーパーカー製造会社としての成功の道のりや、1939年に彼の息子が亡くなった後の会社の苦境にも焦点が当てられるのだそう。

撮影は2025年にフランスとイタリアで行われ、”国際的な”キャストが起用され、これまでのフェラーリやランボルギーニの映画同様、英語で撮影されることになる、とも報じられています。

アンドレア・イエルヴォリーノ氏によれば「ランボルギーニとフェラーリの映画が成功した後、また別の世界的な自動車アイコンをスクリーンに持ってくることができてとても嬉しく思います。今回制作する”ブガッティ”は、歴史の中で最もアイコニックな自動車メーカーの一つを定義する、情熱と革新を称える映画になるでしょう」とコメント。

このほか「マセラティ：ブラザーズ」がオスカー受賞者のボビー・モレスコ監督によって撮影が進められており（アンソニー・ホプキンスが出演）、このほかブラッド・ピット主演の「F1」そしてジョン・シナが出演する「マッチボックス」、ネットフリックスではF1ドライバー、アイルトン・セナの人生を描いた新しいシリーズがリリースされる予定となっており、今後しばらくは「自動車をテーマ」とした映画がひとつのトレンドとなるのかもしれませんね。

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