| 現時点ではEFレンズとRFレンズとの直接比較はできないが |
それでもRFレンズのほうがR5にマッチするのは間違いないであろう
さて、デジタル一眼レフカメラ本体を「(5D Mark IVから)R5へと」買い替えたのをきっかけにレンズを一部更新中。
少し前には単焦点レンズ”RF50mm F1.2 L USM”を購入しましたが、今回はズームレンズ”RF24-70mm F2.8 L IS USM”を追加にて入手しています。
なお、現在レンズを買い替えているのは、(5DとR5とでは)マウントの形状が異なるために今まで使用していたレンズをそのまま装着できず、変換アダプターを使用しなくてはならないということ、そしてせっかくのR5なので「(R5の性能をフルに発揮できるであろう)Rマウントレンズ(RFレンズ)を使用してみたい」と考えたことから。
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今後しばらくは「3本」レンズ体制
そして現在は上述の通りの「単焦点:RF50mm F1.2 L USM」「ズーム:RF24-70mm F2.8 L IS USM」を購入したところですが、これでおおよそぼくが通常使用する距離をカバーできるのではないかと考えています。
正直言うと、できれば単焦点のほうは35ミリ、ズームのほうは最大で105ミリくらいが理想的ではあるものの、現時点でF値がもっとも低い単焦点レンズは50ミリのみ(なぜキャノンが35ミリではなく50ミリを用意したのかはナゾである)、そしてよりズームできるレンズは非常に重くバズーカみたいに大きい(とても普通に使えるサイズではない)ので「70ミリ」にとどめた次第。※必要であれば画像を切り抜くことで解決したい
ちなみにこの「50ミリ単焦点」レンズを装着した状態でも十分に大きく重いので、105ミリクラスの望遠レンズ、たとえばRF24-105mm F2.8 L IS USM Zになると「手で下からレンズをしっかり支えないと」保持できないレベルです(サクっと撮れる域を超えている)。
ちなみにですが、現時点でRマウント対応のマクロレンズは発売されておらず(発売されるかどうかはわからない)、よってマクロレンズばかりは「買い替え」ができない状態にあり、従来使用していたもの(MACRO 100mm)をアダプター経由で使用することになりますが、マクロレンズはもともと使用する機会がそれほど多くはなく、よって(もし発売されても)Rマウント対応レンズへと買い替えるかどうかは不明です。
なお、先日ようやくR5を持ち出す機会が生じ、はじめて使用したものの、まだ全然使いこなせておらず、よって近日中に単焦点レンズでのリベンジ、そしてズームレンズを初登場させる機会を作りたいと考えているところです。
キャノンEFレンズとRFレンズはこう違う
そこで今回購入したRFレンズとEFレンズとの差を見てみると、基本的にRFレンズは「口径が大きく」、RFレンズと同程度の焦点であっても「直径が大きく」設計されています(直径の大きさはその構造にも起因する)。
そのほか両者では多くのディティールが異なり、全体的にRFレンズは「スマートでスタイリッシュ」なつくりをもっていて、EFレンズだと全体的に(スイッチ含めて)凸凹しているのに対してRFレンズは「段差が小さく」。
かつ、RFレンズだとその段差に角度がつけられて滑らかになっています(金属製のインサートもあり、高級感が大幅に向上している)。
RFレンズのレンズの先の方にはナーリング加工が施され、しかしEFレンズだとこれが「ナシ」。
さらにはレンズのうしろのほう、そしてレンズキャップの形状にも差があり・・・。
レンズキャップのエッジの面取り、グルーブの深さにも相違が見られます(やはりRFレンズのほうが細かく、滑らかである)。
こういったところを総合するに、「ビジュアル面」においてもEFレンズよりもRFレンズのほうが(R5に)マッチしそうですね。
なお、変わらないのが「樹脂パーツの使用(バッグはHDPE製)」。
多くの精密機械メーカーが環境に配慮し「紙」へと変更しているものの、キャノンの場合はそうではなく、つまりキャノンは「ここにコストをかけたくない」のかもしれません。※ぼくは過剰に環境対策に熱心ではないが、樹脂製緩衝材の使用を快く思わない人もいるだろう
加えて、アップルやDJI、ソニーのように「梱包が最小化されておらず」輸送効率もあまり良くないであろうと推測していて、ここはキャノン製品に対して「もったいない」と思うところです。
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