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アストンマーティンの新型ハイパーカーAM-RB003はハイブリッド4WD、100馬力、そして1億3000万円。ディーラーにカタログが配布され受注が開始される

限定台数は500台、保証金は約3300万円で予約可能

アストンマーティンがジュネーブ・モーターショーにて電撃発表した「第三の(ヴァルキリー、ヴァルキリーAMR Proに次ぐ)ハイパーカー」、AM-RB003。※”RB”はレッドブルを表し、ヴァルキリー同様にレッドブルが開発に関与している

おそらくその名称は「ヴァルハラ」になると報じられていますが、すでにこっそり受注を開始しているようで、アストンマーティンの正規ディーラーには簡単なスペックを記載したカタログが(アストンマーティンから)配布されている、とのこと。

出力1000馬力、重量1350キロ、0-100キロ加速は2.5秒

アストンマーティンはこのAM-RB003につき、新開発のV6ツインターボエンジンを採用すると認めていますが、それ以上のことは語っておらず、しかし今回のカタログにはハイブリッドシステムとの組み合わせにて1000馬力以上をターゲットとしていること、F1からの技術を受け継いだトランスミッションそしてデフを採用するということが記載されているようです。

そしてシャシーはヴァルキリーと同様にカーボンモノコック、ボディパネルにもカーボンファイバー車体重量は1350kg以下。

0-100キロ加速は2.5秒だとアストンマーティンは見積もっており、最高速度は実に354km/hに達するとも。

さらにカタログでは駆動方式が4WDとなることに触れ、モーターはフロントホイールを駆動し、ガソリンエンジンは後輪を駆動。

さらにはヴァルキリーと同様にアクティブサスペンション/シャシーコントロール、アクティブダンピングシステムを備える、とされています。

そして改めて限定生産台数は500台であることに触れ、ハンドルについては左右両方を選択でき、価格は最低ラインとして1億3000万円。
現在は受注受付中で、保証金としてアメリカでは30万ドル、欧州だと25万ユーロ、オーストラリアでは45万豪ドルを申し受け、納車は2021年からを予定しているようですね。

日本においてそのカタログが出回っているかどうかは不明ですが、日本はアストンマーティンにとって重要市場のひとつであり、おそらくは受注が開始されているものと思われます。

なお、兄貴分のヴァルキリーは6.5リッターV12自然吸気エンジンにハイブリッドシステムを組み合わせて1160馬力を発生し、ハイブリッドシステムはリマックが担当(となるとスーパーキャパシタの使用はない?)、限定販売台数は150台、そしてその価格は約3億5000万円。

AM-RB003との価格差は2倍以上ですが、その差はエンジンや軽量性、ハイブリッドシステムという部分において現れるのかもしれません。

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