4億円超のハイパーカー、アストンマーティン・ヴァルキリーを木箱に「詰めて」出荷する動画！開梱動画はけっこうあるが、荷造り動画は珍しい【動画】

｜カバーがかけられずに「そのまま」梱包されているのはちょっと怖い　｜

このままディーラーへと輸送され、現地で最終調整が行われることに

さて、アストンマーティンはV12エンジン搭載ハイパーカー「ヴァルキリー」の納車を進めているところですが、今回アメリカ南西部に届けるため、ヴァルキリーを箱詰めする様子が動画にて公開されています。※開梱動画はよくあるが、梱包動画は珍しい

日本の場合、ほとんどの輸入車は日本に入った後に豊橋PDI（Pre-Delivery Inspection＝出荷前点検）センターへと運ばれて日本仕様への微調整や保安基準への適合性を確認することになり、その後にディーラーへと輸送されることになるかと思われますが、北米の場合だと、この木箱のまま最終目的地であるディーラーまで輸送されることになり、よって車両をしっかり守る必要があるわけですね。

しかしながら米国では直接ディーラーに配送される場合も

上述の通り、北米の場合は日本とはちょっと事情が異なっており、Youtubeに公開される様々な動画を見ていると、欧州から北米に到着したスーパーカーやハイパーカーは「直接」ディーラーへと運び込まれ、そこで北米仕様へと適合させる作業を行うことが多いもよう。

そして今回公開されているのがアストンマーティン・ヴァルキリーが「梱包される」様子を収めた動画で、おそらくは空港内の保税地区ではないかと思われます。

なお、こういった木箱に入って届けられるのは航空便にて配送される場合のみだと思われ、海路であればフェリーにそのまま（箱無しで）積まれることになりそうですね。

動画は単に「アストンマーティン・ヴァルキリーを木箱に収めるだけ」のもので、かつ早送りされるだけという内容ではあるものの、なかなか見ることができない光景だけあってついつい目を奪われてしまいます。

動画を見るに、梱包されるヴァルキリーは「そのまま」木箱に入れられ、つまりボディカバーなどがかけられていない状態（ブガッティやランボルギーニの場合、車体にカバーがかけられていることが多い）。

4億円以上の新車価格を誇るハイパーカーの扱いとしては少し不安になってしまいますが、もちろんアストンマーティンが「これで問題ない」と判断した上での梱包なのでしょうね。※実際に梱包を行うのは、この動画を公開したロジスティクス会社である

動画ではテキパキと木箱を組み立てており、作業する人たちもなれた手付きではあるものの、「もし木箱を組み立てるとき、木材をヴァルキリーにぶつけてしまったら」などとやはり心配に。

もちろん、この木箱を受け取った側も「分解するとき、不意に構造材が崩れないよう」細心の注意を払う必要がありますが、無用な事故を防ぐため、この木箱の構造については荷受け側にも連絡されることになるものと思われます。

アストンマーティン・ヴァルキリーを納車のために開梱する動画はこちら

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参照：UCH Logistics