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ベントレーが「キンタマーニ高原にある湖から名前を取った」25台のみ、3.3億円の少量生産限定モデル「バトゥール」の予告画像を公開。W12エンジン搭載最後のモデルか

ベントレーが「キンタマーニ高原にある湖から名前を取った」25台のみ、3.3億円の少量生産限定モデル「バトゥール」のティーザー画像を公開

| ベントレーは今後、こういった超高額限定モデルを収益の柱としてゆくようだ |

よって今後もさらにこのシリーズが続くものと考えられる

さて、ベントレーはつい先日「少量限定モデル、バカラルの生産を完了した」と発表したばかりですが、同時にアナウンスされたのが「次なる限定モデルに取りかかっている」。

そして今回は早くもその新しい限定モデルのティーザーキャンペーンが開始され、その名が「BATUR(バトゥール)」となること、そしていくつかの画像によってバトゥールの持つディティールが明かされることに。

ちなみにですが、「バカラル」の名はメキシコにある観光地(バカラル湖)から取られたもので、このバトゥールはバリ島のキンタマーニ高原にあるバトゥール湖に因んでおり、つまりは「湖つながり」ということになりますね。

Bentley-Mulliner-Batur (2)

ベントレーが世界限定12台のみの「バカラル」の生産を終えたと発表!それぞれが固有の仕様を持ち、中には「もみがら灰を混ぜたボディカラー」「5000年前の木を使用した内装」も
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ベントレー・バトゥールの発表は8月21日

このベントレー・バトゥールにつき、8月21日にカリフォルニア州にて開催されるモンタレー・カーウィークにて発表されるとアナウンスされており、車種としては「グランドツアラー」そしてベースはバカラル同様にコンチネンタルGTだと言われます。

バカラルに加え、さらに2ドアモデルを発売するというのは一見すると「お互いの価値を損なう」かのように思われますが、バカラルが一瞬で完売したことを鑑みるに、まだまだ需要があるのかもしれません。

なお、「グランドツアラー」を選んだのは伝統的に2ドアのほうが価値が高まりやすいからだと思われますが、やはり「優雅な」そして「実用的でない」モデルのほうがコレクション価値が高いのでしょうね。

Bentley-Mulliner-Batur-Teaser-3

今回公開されたティーザー画像からはボディ形状を予測できる要素はなく、しかしベントレーによると「新しいデザイン言語を導入しており、将来のEVレンジにつながるモデル」。

ただしこのバトゥールは「最後のW12エンジン搭載モデル」だとも言われているので電動化はされていないものと思われ(ガソリンオンリーのほうが長期的に価値を維持しやすい)」、”将来のEVレンジにつながる”というのはそのデザインのみを指しているのかもしれません。

ちなみにベントレーはかつての「ブロワー」「スピードシックス」のような大きなヘッドライトを一つのアイコンにしたいと考えているようで、そしてEXP100については相当に気に入っているという発言がなされていることを考慮すると、このバトゥールはEXP100の市販モデルの「デザイン的予告」となる可能性も(バカラルがオープンモデルだったので、バトゥールはクーペになると推測)。

Bentley-Mulliner-Batur (3)

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バトゥールの製造を担当するのはもちろん「マリナー」

このバトゥールの製造を担当するのはベントレーのコーチビルド部門「マリナー」となりますが、生産台数を25台に限定することで内外装のすべてをオーダーメイドそしてハンドメイドとすることができ、その仕上がりは200万ポンド(約3億2700万円)という価格を十分に納得させることができるものだとろうとも考えられます。

ちなみにバカラルでは塗装にもみがら灰を混ぜたり、内装に5,000年前の木材やスコットランド産のウールを使用しているので、このバトゥールにおいても、他メーカーでは採用しないような、そして量産車では使用できないような素材を用いることになるのだと思われます。

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参照:Bentley

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