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【速報】新型ベントレー・ベンテイガ「スピード」後継モデル、6月2日発表へ|V8ツインターボでW12超えのパワー獲得、ドリフトも可能に

【速報】新型ベントレー・ベンテイガ「スピード」後継モデル、6月2日発表へ|V8ツインターボでW12超えのパワー獲得、ドリフトも可能に

Image:Bentley

| W12の終焉、その後継は…V8で復活するベンテイガ最強モデル |

ベントレーが再び、パフォーマンスSUV戦争の頂点を狙う

ベントレーは象徴的な6.0リッターW12ツインターボエンジンを終了させ、これによってベンテイガではフラッグシップの「スピード」グレードが一時姿を消していましたが、しかしベントレーはこの空白を埋める新たなハイパフォーマンスモデルを6月2日に正式発表することを予告しています。

W12よりパワフルなV8?その正体とは

ベントレーは具体的なスペックをまだ公開していないものの、「W12を超えるパワー」を持つと公表しており、となると旧ベンテイガ・スピードの「650馬力/900Nm」を超えることは間違いなさそう。

そして驚くべきことに新型ベンテイガ・スピードに積まれるパワートレーンは「非電動化」だと推測されており、このエンジンは、おそらくポルシェ・カイエンターボGT(650ps)やランボルギーニ・ウルスS(656ps)にも搭載されるV8の強化版とみられています。

推定パワートレイン:

  • エンジン種別: 4.0L V8 ツインターボ
  • 駆動方式: AWD(予想)
  • ハイブリッド化: なし(純内燃エンジン)

ハイブリッドではなく、純ガソリンV8での挑戦

競合であるカイエン・ターボEハイブリッド(729ps)やウルスSE(789ps)がPHEVである中、ベントレーは非電化の方向性を貫くとされ、これは「ベントレーらしいグランドツーリング性能」と「ドライバーズカーとしてのフィール」を重視している証なのかもしれません。

それにしても、これまで積極的に電動化を進めてきたベントレーだけに「非電動化」パワートレーンの採用には驚きを隠せず、CEOの交代とともに何らかの、しかし大きな方針変更があったのだと思われます。

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ドリフト可能なベンテイガ?ESC”ダイナミックモード”が鍵に

今回の新型ベンテイガでは、スポーツモードにてESC(横滑り防止装置)を"ダイナミック"に設定することで、コントロール下でのドリフトが可能になるとのこと。

これはベンテイガ史上初の機能であり、従来のラグジュアリーSUVの枠を超えたドライビングプレジャーを提供しそうです。

Akrapovič(アクラポビッチ)との共同開発エキゾーストシステムを搭載

さらにはパフォーマンスだけでなく、サウンドとスタイルにも注目すべき点があり、それはアクラポビッチと共同開発された新型エキゾーストシステムが採用されていること。

新形状のエグゾーストチップ(マフラーカッター)がその違いを視覚的にも聴覚的にも明確にし、実際のところティーザー画像においても強調がなされる部分でもありますね。

さらに新型ベンテイガではデザインの進化も期待され、「専用ホイールデザイン」「エアロパーツの追加」「”Speed”バッジや新しい内装カラーオプション」が用意され、従来のSグレードとの差別化が図られることも予想されています。

発表は2025年6月2日|ベントレーが目指す次世代GT SUV

このモデルの正式発表は2025年6月2日に予定されており、ベントレーにとって内燃機関時代の集大成かつEV化移行前のパフォーマンスアイコンとなる可能性も。

W12亡き今、ベントレーは単なる代替を用意するのではなく、V8でW12を超えるという大胆な挑戦に出ており、新型ベンテイガは、豪華さ・走行性能・ドライバーエンゲージメントの全てを兼ね備えた究極のSUVとして登場することとなりそうです。

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参照:Bentley

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