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英国の森の中に放置されていたレンジローバーが発見され、その緑に包まれた姿が「森の精のようだ」と話題に。同時にインプレッサ、ランドローバーも見つかる【動画】

2023/06/23

英国の森の中に放置されていたレンジローバーが発見され、その緑に包まれた姿が「森の精のようだ」と話題に。同時にインプレッサ、ランドローバーも見つかる【動画】

| それだけ長い間、誰にも見つからず、パーツ泥棒にもあわなかったのは「奇跡」だと言えるかもしれない |

路上に復帰させるにはさほど大きな手間はかからないものと思われる

さて、イギリスはウェールズの森にレンジローバーが放置され、森の精のような姿になっているとして話題に。

Youtube上に公開された動画ではなぜここに放置されているのか、そしてなぜ見つかったのか、今後どうなるのかについて詳細が語られていませんが、アメリカでときどき報じられる「納屋に放置されていた(ホコリまみれの)」クルマとはまた異なり、湿度の高い森の中に置きっぱなしになっていたがゆえの「苔むした」外観がまた衝撃的です。

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その森の中には3台のクルマが放置されていた

そして動画を見てみると、放置されていたのはこの1987年式ランドローバー レンジローバーだけではなく、スバル・インプレッサの姿も。

見たところ特に外観の破損はなく、壊れたり修理ができなくなったから放置した、という感じではなさそうです。

Rangerover (12)

こちらは苔があまり見られず、かわりにボンネットの上には大量の落ち葉が見られます(一瞬”インプレッサは苔が生えにくいのか”とも思ったが、放置されてまだ時間がそれほど経過していないのかもしれない)。

Rangerover (13)

内装もとくに荒れた形跡はなく、室内には様々なモノが載ったまま。

Rangerover (14)

そしてこのインプレッサの前に置かれているのがブルーのレンジローバー。

Rangerover (3)

こちらはかなり苔が生えた状態です。

Rangerover (2)

ナンバーはついたまま。

日本だと廃車として届け出てナンバープレートを返納しなければ「そのクルマを所有している」とみなされて税金を徴収されますが、欧米ではナンバープレート付きのまま放置されていたりすることが多いので、ナンバープレートの位置づけ(役割)が日本とは大きく異なりそうです(たしかに欧米だとナンバープレートはクルマではなく人に付随する)。

Rangerover (15)

こちらもインテリアの程度はそこまで悪くはなく・・・。

Rangerover (16)

色々なモノがやはり載ったまま。

Rangerover (17)

スイッチ類も結構きれいなままで・・・。

Rangerover (18)

走行距離はわずか23,000マイル(右ハンドル、英国仕様なのにマイル計が装着されている)。

なお、登録ステッカーから判断すると、最後に登録料を収めたのは2005年となっているようで(それ以降は更新されていない)、そこから、もしくはその数年後からここに放置されているものと考えられます。

Rangerover (19)

ボンネットには大量の苔と落ち葉に占領され・・・。

Rangerover (6)

エンジンルーム内は「壊滅的」ではないものの多くのサビが見られます。

Rangerover (7)

さらにもう一台のランドローバーも

さらに動画を見てみると、このレンジローバーの前にももう一台のランドローバー。

Rangerover (4)

こちらもやはりナンバー付き。

Rangerover (5)

一部モールが剥がれたりしているものの・・・。

Rangerover (9)

一見するかぎりではさほど状態は悪くなく、ほかの2台と同様にパーツを盗まれたりといった被害もないようですね。

Rangerover (10)

こういった放置車両を発見した場合、どういった手続きを踏んで所有権を移転するのかは不明ですが、ナンバープレートが装着されているために持ち主を割り出すことは難しくないものと思われ、売却の交渉の末に新しいオーナーのもとへと移譲されることになりそうです。

それにしても、なぜ(多少なりとも売ればお金になる)クルマを放置する必要があったのかについては気になるところであり、しかし他の例と同じく、「想像や理解の範疇を超えた」事情があったのかもしれません。

Rangerover (11)

ずっと放置されていたレンジローバー、ランドローバー、インプレッサの様子を報じる動画はこちら

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参照:IMSTOKZE

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