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アウディが「3Dコンフィギュレーター」を採用する初の自動車メーカーに。いながらしてクルマの細部をチェック可能

2018/08/02

| アウディが3Dコンフィギュレーターのサービスを開始 |

アウディが「3Dカーコンフィギュレーター」を公開する最初のメーカーになる、と発表。
まずはドイツでサービスを開始し、その後は24カ国での展開を予定しているようですが(日本も対象)、いわばゴーグルなしのVRのような感じだと思われます。
なお、アウディはこれまでもイベントにて「VRを利用したクルマの説明」を行っており、これはゴーグルを着用した人が仮想空間の中でドアを開けたりしてクルマの細部を見ることができる、というもの。

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内装パーツの質感までも再現

今回アウディが提供する3DコンフィギュレーターはPCやタブレットで閲覧するもので、クローズアップしたり、それによって細部を確認したり、という行動も可能となるようですね。

なお、車両の再現は3Dアニメーションで行うとのことで(Audi Visualization Engineなるソフトを使用)、内装だとパーツの質感やインレイまでもわかるほどのクオリティを持っているとされています。
加えて「自然」「夜景」など異なる環境にクルマを置くこともできる模様。

現在でも「風景」を変更できるコンフィギュレーターを持つメーカーもありますが、フェラーリは「ボディへの映り込み」までもコントロールでき、かなり凝ったつくりに。

話をアウディの3Dコンフィギュレーターに戻すと、まだまだ機能についてはわからないところが多く、しかしこの3Dコンフィギュレーターにて、今までわかりにくかった各種ランプの点灯状況確認、またスイッチにタッチ(もしくはクリック)すると該当する部分が動作したり、メーターやインフォテイメントシステムの動作確認ができれば非常に参考になりそう。

現在すでにいくつかのメーカーはこういったコンフィギュレーターとまではゆかないものの、ARを使用した説明書をリリースしており、たとえばスマホのカメラでマルチファンクションステアリングホイールを映し出せば、そのステアリング上にあるスイッチ類の説明が表示される、というもの。

こういった技術が発達すれば、将来的にショールームからクルマが消えるというか、ショールームそのものが無くなるのかもしれない、と思ったりします。

VIA:AUDI

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