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これが新型BMW 4シリーズだ!巨大キドニーグリル、ボディカラー含めてその姿が完全リーク

2020/06/01

| 実際に肉眼で見たらスゴい迫力を持っていそうだ |

さて、BMWは6月2日に新型4シリーズを発表するとしていますが、その直前にカタログがリークされることに。

今回紹介する画像はインスタグラムアカウント、@cochepiasにてアップされたもので、いくつかの画像から構成されています。

これを見るに、どうしようもないほど大きなキドニーグリルが装着されていることがわかりますが、おそらくは世界的に相当な批判を浴びることは間違いなく(コンセプト4 / 7シリーズにて経験済み)、しかしそれでもこのグリルを採用してきたBMWに対しては畏敬の念を感じざるを得ないところ。

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なぜBMWのキドニーグリルは大きくなるのか

そしてなぜBMWのキドニーグリルがここまで大きくなるのかということですが、ひとつはプレミアムカーセグメントにおいてそのプレゼンスを高めるため。

重要市場である中国において、BMWはもちろんメルセデス・ベンツ、アウディともに「新参者」の部類であり、というか人々が自動車を購入し始めてからの歴史が浅いため、「この自動車メーカー=このデザイン的特徴」という認識が市場的に出来上がっていないわけですね。

加えて、中国では「コピー」が横行し、現地の自動車メーカーがコピーを作って本物よりも安価に販売するので一気に普及してしまい、コピーのほうが先に市場に認知されてしまうことも。

よって、各自動車メーカーは「コピーすると一発でバレてしまうほどのインパクトを持つ(ネタ元が明確になる)」デザインを採用する必要があり、一度に多くの自動車メーカーがどっと流れ込んできた中国市場において、「他ライバルよりも目立つように」こういった特徴あるデザインを採用する必要が出ている、ということになります。

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たしかに、現行7シリーズや5シリーズなど、巨大なキドニーグリルを持つクルマが路上を走っていると「目立つことこの上なく」、こういった戦略も必要なのかもしれない、と思ったり。

そしてBMWいわく、ほかの理由としては「空力的に有利」「そのクルマのサイズ感を強調できる」。

空力面については、エアの取り入れをキドニーグリルに集約させることでほかに開口部を作らずに済み、エアロダイナミクスを向上させることができるとしているものの、巨大キドニーグリルを持っていようとも、バンパー両サイドにエアインテークを持つクルマが多く、よってこれは「キドニーグリル巨大化の口実」だとも考えています。

「サイズ感」について、高級な車であればあるほどグリルのサイズを大きくし、そのクルマのサイズを強調する必要があるとしていて、実際に新型7シリーズではボンネットの高さを5センチ上げてまで巨大キドニーグリルの面積を40%も増加。

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もちろん、巨大グリル採用が7シリーズやX7、X5、X6のみにとどまるのであればこの説明も納得できますが、4シリーズのようなスポーツクーペにまで採用が拡大されたとなると、やはりこれも「口実」と捉えざるを得ません。

新型4シリーズは「コンセプト4」に忠実だった

新型4シリーズは「コンセプト4」の市販モデルということになりますが、その再現度はかなり高い模様。

実際に両者を並べてみても共通性は高く、キドニーグリルはもちろん、バンパーサイドのインテーク、ヘッドライトまわりに高い共通性が見られます。

通常、コンセプトカーというのは、その”コンセプトを強調”したものであり、各部のデザインが過度にアピールされているものですが、実際に市販される4シリーズは「コンセプト4の主張そのまま」に出てきたということになりますね。

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画像を見るに、キドニーグリルとヘッドライトの「中央側」との間には窪みが設けられ、これにてヘッドライトが「切れ長に」見えるようですね。

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ボディカラー一覧はこちら。

「アルピンホワイト」「ブラックサファイア」「ミネラル・ホワイト」「ブルーストーン」「アークティックレースブルー」「ポルティマオブルー」「サンセットオレンジ」「サンレモグリーン」「ブラック」「ブリリアントホワイトメタリック」「ドラバイトグレー」「フローズンディープグレー」「フローズンポルティマオブルー」「タンザナイトブルー」の全14色。

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全体的に(BMWらしく)ブルーが多く、流行の「メタリックホワイト」も。

マット(フローズン)も用意されていますが、これらは日本では選べない可能性が高そうですね。

現時点ではスペックについてはわかっておらず、正式発表を待つしかなさそうです。

VIA:cochepias

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