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限定750台、メルセデスAMGのオープンモデル最強バージョン「AMG GT Rロードスター」登場!加速性能はクーペと同等

2019/03/04

エンジンは4リッターV8、585馬力

メルセデスAMGが「AMG GT Rロードスター」を発表。
AMG GTファミリーは現在大きくそのラインアップを拡大しており、ベーシックな「AMG GT」、その上に「AMG GT S」、更にその上に「AMG GT C」があり、それぞれにロードスター版も。

そしてクーペモデルには「AMG GT R」、「AMG GT R Pro」も存在していますが、今回追加されたのはAMG GT Rのオープン版、AMG GT Rロードスター。

つまりはAMG GTシリーズのオープンモデルでは「最強」ということになりますが、これでAMG GTファミリーは「9車種」に成長したことになります(ポルシェ911は20を超えるラインアップを持つに至っている)。

AMG GT Rクーペ譲りのアクティブアロ、走りの装備も

メルセデスAMG GT Rに採用されるソフトトップは「3レイヤー」となり、骨格にはアルミニウム/マグネシウムを使用することで軽量に仕上がっていることが特徴。

こちらがトップを開け放った状態(首元を暖めるエアスカーフも内蔵)。

ホイールはフロント19インチ、リア20インチ。
ちょっと「前傾」な印象があって格好良いですね。

エンジンそのものはAMG GT Rと同一(4リッターV8ツインターボ)で、その出力は585馬力。
トランスミッションは7速デュアルクラッチ、0-100キロ加速はAMG GT Rクーペと同じく3.6秒というスペック。
最高速度は317km/h(クーペよりも1km/hだけ低い)だとアナウンスされています。

エアロパッケージや機能についても基本的にAMG GT Rクーペに準じており、ダイナミックエンジンマウント、ダイナミックトランスミッションマウント(可変式で、ドライブモードに応じてマウントが硬くなる)、チタン製エキゾーストシステム、カーボン製トルクチューブ(プロペラシャフト)、後輪ステアリング、電制デフといったところが標準装備。

もちろんAMG GT Rと同じくアクティブアエロも装備しており、フロントセクション裏面からはカーボン製のエアロパーツがせり出すことでベンチュリー効果を発生させ、時速250キロ時点においてフロントのリフトを抑える効果がある、とのこと。

AMG GT Rロードスターのインテリアはこうなっている

そしてAMG GT Rロードスターのインテリアは、そのスパルタンな性能とは裏腹に「エレガント」そのもの。
もちろん「ブラック」などハードな印象を持つカラーも選べるとは思いますが、シートやドアインナーパネルのダイヤモンドステッチがなんともいえない優雅さを感じさせます。

一方でセンターコンソールには「カーボンファイバー」。
エアコン吹出口周辺にもカーボンファイバーが使用され、インテリアにおいては数少ない「ハードコア」さを感じさせる部分でもありますね。

なおメルセデスAMG GT Rロードスターの生産は750台に絞られるとアナウンスされているものの、今のところ国ごとの割当や価格についての情報はありません。

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