｜ まさかアグリーセーターがクルマのカスタムにまで波及するとは ｜
さて、メルセデス・ベンツが「ダサいセーター柄のラッピング」を施したメルセデスAMG GT R、そしてGクラスを公開。
画像を見るとたしかに「ダサいクリスマスっぽい柄のセーター」であることはわかりますが、これでも一応「クリスマスに向けたプロモーション」なのだと思われます。
なお、これまで自動車各メーカーはクリスマスを祝うために様々なプロモーション動画の公開、キャンペーンを行ってきたものの、もはやメインマーケットがクリスマスとは無縁の中国市場となってしまい、かつ宗教上の理由でクリスマスを押し出すことが難しくなり、しかし欧米の自動車メーカーにとっては「外せない」イベントであることは間違いなく、よってこれまでとは違う形でクリスマスに向けての活動を行うことになりそうですね。
なぜ「ダサいクリスマスセーター」？
なお、この「ダサいクリスマスセーター」は欧米だとアグリーセーター（Ugry Sweater（醜いセーター）とも呼ばれていますが、これは彼の地のキッズのほとんどが「祖母からのクリスマスプレゼント」としてこういった”普段着ることができない”セーターをもらい、否応なしに着用せざるをえなくなったという経験を持つといい（19世紀にはすでに存在していたらしい・・・）、近年では逆にそれが「懐かしい」アイテムとして人気化。
加えて、子供の頃にそういったセーターを無理やり着させられ、かつバカにされたというトラウマを乗り越えるという意味でも面白がられているのかもしれません。
よりケバケバしく、そして着るのがためらわれるほどの柄であればあるほどウケがいいとされ、そのため、この時期になるとインスタグラム上でも様々な「ダサいセーターを着たオシャレな投稿」が見られるように思います。
あわせて各地でも”アグリーセーター”コンテストが開催されたり、セーターだけではなく靴下やスーツ、はてはケーキなど様々なアイテムが「醜いクリスマス柄」に彩られたりするようですね。
メルセデス・ベンツの考える「ダサいクリスマス柄」はこれだ
そしてこちらがメルセデス・ベンツの考える「ダサいセーター柄」のAMG GT R。
包装紙のような柄、サンタの顔、そして馬（トナカイじゃないのか・・・）、雪の結晶が再現されています。
さりげなくメルセデスAMG GT Rに乗ったサンタも。
AMG GT Rらしくチェッカー柄、そしてメルセデス・ベンツのスリーポインテッドスターも見えますね。
メルセデス・ベンツGクラスも「ダサいセーター柄」に
そしてこちらはメルセデス・ベンツGクラス。
レッドとグリーンが多用され、よりクリスマスっぽい雰囲気になっています。
ダサさではこちらのほうがメルセデスAMG GT Rよりも上かもしれません。
なんとなく三角モチーフがインカなど南米っぽい雰囲気も。
これはダサい（褒め言葉）！
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