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ダッシュボードが全部液晶!メルセデス・ベンツが新型EQSの内装を先行公開。視覚・聴覚・嗅覚・触覚を刺激するインテリアに

メルセデス・ベンツが新型EQSの内装を先行公開

| 新型メルセデス・ベンツEQSは「EVにしかできないこと」を追求してきたようだ

さて、メルセデス・ベンツが待望の新型EV、「EQS」のインテリアを先行公開。

このEQSはメルセデス・ベンツのエレクトリックカーレンジ「EQ」のフラッグシップに位置し、最新のモジュラー・アーキテクチャによって開発・設計された最初のクルマでもあります。

よって、同じ「S」を名乗るにしても、根本的に(ガソリンエンジン搭載の)Sクラスとは異なということになり、別のクルマとしてゼロから設計できるという恩恵をもって生み出された新型車ということになりますね。

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メルセデス・ベンツEQSのインテリアは思ったよりもスゴかった

そしてこちらが新型メルセデス・ベンツEQSのインテリア。

ダッシュボードは端から端まで耐スクラッチガラスにて覆われ、その下には3つに別れたディスプレイが隠されています(この全面ガラスディスプレイは事故の際にちょっと危ないようにも思えるが、メルセデス・ベンツのことなので、当然ながら安全性は確保済みだと考えて良さそう)。

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これらディスプレイは8つのCPUコア、24GBのRAMが使用されているそうですが、この「MBUXハイパースクリーン」はどうやらオプション扱い(一部グレードでは標準?)となるようで、もっとディスプレイが小さなバージョンもある模様。

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ただし両者に共通するのは「トランスミッション・トンネルがない」ということで、これはもちろん「EVであるため」トランスミッションをそもそも備えないということに起因します。

そしてメルセデス・ベンツでは、その「トランスミッションがない未来の車」をいうことをアピールするためか、センターコンソールをフロートさせていますが、こういった「従来のクルマでは採用できない構造」を用いることは、これからのクルマにおいてかなり重要なのかもしれませんね。

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新型メルセデス・ベンツEQSは人間の感覚に訴える

なお、メルセデス・ベンツEQSは、MBUXハイパースクリーン以外にも「人間の感覚に訴えかける」仕組みを持っており、視覚・聴覚・嗅覚・触覚によってその機能を体感できるといい、「嗅覚」だとエアバランスパッケージとともに”アクティブフレグランス機能”も有する模様。

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「触覚」というところだとセンターディスプレイと助手席ディスプレイには「フォースフィードバック機能」が付与され、タッチスクリーンにて操作を受け付けると、スクリーン裏面の12個のアクチュエーターが動作して画面を振動させる、とのこと。

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「視覚」についてはアンビエントライト、そして居住空間をイメージしたドアパネルといったところになりそうですが、新型Sクラスに装備されるような、「危険を察知すると(アンビエントランプが)赤い点滅によって知らせてくれる」機能ももちろん持っているものと思われ、これはアンビエントライトが「ムード」という要素から「機能」へと進化した部分だと思われます。

なお、デジタルメーターの針は「レーザーソード」と紹介されていますが、これがどういったものなのかは今後公開されるであろう動画等を待ったほうが理解が進みそう。

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「聴覚」についてはEQSにオーナーが近づいたり乗り込んだりする時点にてチャイムが作動し、オプションでは”サウンドスケープ”なる機能も。

これはドライブモードやドライバーの車両操作によって変化する「ドライビングサウンド」と紹介されており、近接音プラスαのようなものだと思われますが、「ガソリンエンジンを失った」EVがそれを補完し、EVにしかできない領域をオーナーに示すためのデバイスだと思われます。

なお、「シルヴァーウェーブ」「ビビッドフラックス」という2つのサウンドパックが装備されるそうですが、これらは今後、サードパーティー含めてどんどん増え、ダウンロード後に追加が可能になったりするのかもしれませんね。

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実際のところ「フォレストグレード「サウンド・オブ・ザ・シー」「サマーレイン」といった癒やし系サウンドも別途用意されているようで、メルセデス・ベンツいわく「メルセデス・ベンツEQSのバッテリーに充電が必要であるように、ドライバーにも充電が必要」。

もちろん、おなじみブルメスター製サラウンド・サウンド・システムも装備している、とのこと。

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新型メルセデス・ベンツEQSの最新ティーザー動画はこちら

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参照: Mercedes-Benz

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