
Image:Mercedes-Benz
新型メルセデスAMG GT 4ドア、6月正式発表へ
メルセデスAMGからは「スーパーSUV」の発表も控えている
メルセデスAMGは、「Something big is coming(何か大きなものが来る)」という言葉と共に新型スーパースポーツセダンのティーザー画像を公開。
今回予告されたモデルはどうやら全面刷新された新型GT 4ドアクーペの可能性が濃厚で、正式デビューは2025年6月だとされており、発表に向け期待が高まっています。
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デザインの特徴|ダイナミックなシルエットと力強いボディ
暗闇に浮かび上がるティーザー画像から読み取れるポイントは以下の通り:
- ロングノーズ&プロミネントなヘッドライト
- 傾斜の強いフロントガラスと流れるようなルーフライン
- 筋肉質なリアフェンダー
- 大きなガラスエリア(グリーンハウス)
これまでに目撃されたプロトタイプ、ネット上に出回っているスパイショットでは重厚なカモフラージュによってそのプロポーションがわからないよう車体が隠されていましたが、今回のティーザー画像からは「予想以上に流麗でエレガントなスタイリング」が明らかになりました。※リアフェンダーの盛り上がりがこれまでのメルセデス・ベンツにはない形状
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AMG専用EVアーキテクチャ「AMG.EA」採用
そしてこの新型GT 4ドアは、メルセデスAMG初の専用EVプラットフォーム「AMG Electric Architecture(AMG.EA)」を使用することが公式に発表されており、このアーキテクチャは、
- 高性能バッテリー技術
- アキシャルフラックスモーター(軸流モーター)
など、最先端のEVテクノロジーを満載した「技術革新の旗手」となることが約束されています。
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新型メルセデスAMG GT 4ドアクーペの最高出力は約1,000馬力の噂も
新型GT 4ドアは、以前発表された「ビジョンAMGコンセプト」のデザイン・思想をベースにしており、最上位モデルでは最高出力1,000馬力(約746kW/1,014PS)に達するという噂も浮上。
これは、ポルシェ・タイカン ターボGTやアウディ RS e-tron GTと真っ向から勝負するハイパフォーマンスEVとなることを意味しており、このセグメントが「過密」となることで盛り上がりを見せる可能性もありそうですね。
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まとめ|「AMGらしさ」を電動時代に継承する一台
- メルセデスAMG初の専用EVプラットフォーム「AMG.EA」採用
- 大胆かつエレガントな新デザイン
- 約1,000馬力級の圧倒的パフォーマンスが期待
- 2025年6月に正式発表予定
電動化の波の中においても、メルセデスAMGが「ただの静かなEV」ではなく、ドライビングプレジャーを最優先にしたマシン作りに挑んでいることが、この新型GT 4ドアには表れており、そのパフォーマンスには期待したいところですね。
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