
| 旧世代のポルシェ・ボクスターは安価に入手できるため、カスタムベースとしての人気が出そう |
チューニング業界は「レンダリングの3D化」という新たなネタを見つけたようだ
さて、ヴェイル・オートモーティブなるショップが現在ポルシェ・ボクスター用の「過激な」エアロキットを開発中。
このキットはポルシェ911GT1からインスピレーションを得たものだとされ、しかし全体的にはオリジナル要素あふれる現代的な姿となっているようですね。
はじまりはレンダリングから
そしてこのボディキットのはじまりは同社のインスタグラムに投稿されたレンダリングであり、そのレンダリングを現実のものにしようというのが今回のプロジェクトとなっていて、この流れは現在の一つの流行と言えるかもしれません。
実際のところ、これまでにも多くのレンダリングが現実のものへと移され、さらには実際にカスタムすることを前提にレンダリングが作成されることも多く、当面このトレンドは続くことになりそうです。

内容を見てみると、尖ったフロントバンパーに新デザインのヘッドライト、ワイドな前後フェンダーとそれをつなぐサイドステップ、ルーフ上のエアスクープにシャークフィンなど様々な要素が盛り込まれていて、918スパイダーにもちょっと似ているという印象。
ドアミラーも変更されているように見え、手が入っていないのはもはやドア、そしてAピラーだけということになるのかもしれません。

ホイールにはエアロカバーが取り付けられていますが、これは先日1016インダストリーズがマクラーレン720Sのカスタムに採用したパーツとよく似ており、そしてこのエアロカバーも今後流行しそうな予感。
リアは空力を考えたのかロングテール、そしてブガッティ・シロンのようなLEDバー状のテールランプが装着され、しかしポルシェらしい「クワッド」LEDも再現されています(ヘッドライトもクワッドLED)。
テールパイプはセンター二本出し、そして車体の中央部分からフィニッシャーが突き出し、本来フィニッシャーが位置する場所には大型ディフューザーが装着されることに。

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すでにボディキットの制作には着手中
そしてヴェイル・オートモーティブではすでにエアロキットの制作に着手していて、インスタグラム上にはいくつかの画像を公開中。
ここから型をとってパネルを制作することになるのだと思われますが、1月には「型」を完成させ、2月にはエアロキット販売する予定とのことで、現時点では生産数や価格については不明ですが、SEMAでお目にかかることになるかもしれませんね。
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参照:vale_automotive