
Image:Garage Italia
| ただし現在ではフィアット創業者一族、ラポ・エルカンはガレージ・イタリアから退いているようだ |
たしかにポルシェ911カレラGTSの「縦型フィン」は非常に目立つデザイン的特徴でもある
さて、フィアット創業者一族の一人、そして次期フェラーリCEOとも目されたことがあるラポ・エルカン(兄はフェラーリ会長のジョン・エルカン)が設立したガレージ・イタリア。
これまでにもフィアットやフェラーリ、パガーニ、ダラーラなどをベースにした様々なカスタムカーを公開しており、自動車メーカー(BMWなど)と公式にコラボレーションを行ったことも。
そして今回ガレージ・イタリアは一枚のレンダリングを自身の公式インスタグラムへとアップしており、それがちょっとした話題となっています。
ポルシェ最新の「アイコン」、縦型フィンが今回の題材に
その画像とはポルシェ911カレラGTSを「ジョーズ風」にアレンジしたもので、ガレージ・イタリアは911カレラGTSに採用される「縦型フィン」がサメの牙のように見えるとしてこれを皮肉っているわけですね。
そしてこのCGではサメをイメージしたカラーリング、ウインドウにはサメの牙、サイドには映画「JAWS」のロゴ、ルーフには文字通りのシャークフィン、リアウイングのエンドプレートにもやはりサメのヒレっぽいディティールが付与されることに。
なお、この「縦型フィン」は今後新しい(フェイスリフト板の992.2)911ターボ、そして電動板718ボクスターにも採用される可能性が非常に高く、よって今後も様々な「ネタ」にされる場面が見られるかもしれません。
ちなみにこの「サメ」をモチーフにしたカラーリングは戦闘機に端を発しているようで、そして様々なレーシングカーにも見られる意匠です。
ガレージ・イタリアだけに、実際にこのクルマを作る可能性も
なお、ガレージ・イタリアはこれまでにも「浮世絵」「スターウォーズ」「男性器」など様々な題材に「まさかこれを実際に作るとは」という驚きのクルマを多数リリースしており、よってこのポルシェ911カレラGTS”ジョーズ”を実際に作ってしまう可能性も。
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そしてこれまでのガレージ・イタリアの作品を見るに、この「911ジョーズ」を作ることは文字通りの「朝飯前」だとも考えられ、今後に期待したいところです。
参考までに、ラポ・エルカン氏はこの他にも「イタリア・インディペンデント(ウブロやドゥカティともコラボレーションを展開したことがある)」といったアパレルブランドも展開しているのですが、どうにも飽き性なのか、このガレージ・イタリアについてはしばらく目立った活動が見られず、2021年にはスイスの企業「ヤングタイマーズ」へと売却しており、その後に経営から退いています。
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