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クラシックパンダをEV化し内外装を「インディ・ジョーンズ」仕様へとカスタムしたショップが登場!ぜひ日本でも販売希望

2020/01/25

| EVなるもトランスミッションを装備して「高電費」化。しかも4WD |

フィアット、そしてフェラーリを仕切るアニエッリ家一族のラポ・エルカーン氏。
現在はフェラーリ副社長の職にある傍ら、自らもカスタムショップ「ガレージ・イタリア・カスタムズ」を運営。
これまでにも「イタリア・インディペンデント」等のブランド運営にも携わっています。

そして「ガレージ・イタリア・カスタムズ」ではイタリア車にとどまらない範囲にて様々なクルマのカスタムを手掛けていますが、今回は「これぞイタリア車」とも言えるクラシックパンダに手を入れることに。

このフィアット・パンダは「フルエレクトリック」へとコンバート済み

このフィアット・パンダは”Car&Vintage”が、自身のFacebookページのファン50万人達成を記念してガレージ・イタリア・カスタムズに車両のカスタマイゼーションを依頼したもので、なんと「フルエレクトリック」へと換装済み(ガレージ・イタリア・カスタムズでは二例目)。
こういったシンプルな旧車であれば、内燃機関を修理したりレストアするよりも「いっそエレクトリックへ換装したほうが」コストも安く信頼性も高いクルマに仕上がりそうですね。

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そしてこのフィアット・パンダは「パンディアナ・ジョーンズ・カー&ヴィンテージ・エディション」と命名され、その名からわかるとおり「インディ・ジョーンズ」へのトリビュート(原題は”インディアナ・ジョーンズ”)。

こう見えてパンディアナ・ジョーンズは「フルレストア」が施されており、ボディはカーキ(塗料メーカーのBASFとのコラボレーション)、インテリアはオレンジのアルカンターラに。

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ルーフはホワイト、そしてラックが取り付けられスペアタイヤが載せられることに。

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なお、足回り含むメカニズムもレストアされていますが、エレクトリック化のためガソリンエンジンや給排気系はもちろん取り外され、代わりに取り付けられたエレクトリックモーターはトランスミッションへと接続されることに。
つまりは電気自動車ながらも変速機構を持つということになりますが、これによって「出力の低いモーターと、容量の小さなバッテリー」つまりより低いコストでエレクトリック化することが可能となると思われます。※駆動方式は4WD

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実際のところ、このパンダは最高時速115km/hを出すことができ、一回の充電当たり航続可能距離は明確にされていないものの「日常生活に十分な距離を走れる」。
ちなみに充電にかかるのは急速充電器もしくは家庭用電源を使用して3時間から8時間だそう。

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ちなみにガレージ・イタリア・カスタムズはこの「エレクトリック・パンダ」を合計5台リリースしており、「インディ・ジョーンズ」のほかにも「007」をテーマにした個体も存在する、とのこと。

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日本でこの「エレクトリックパンダ」を購入することは難しそうですが、あと何年かするとアフターマーケットパーツにて「エレクトリックカーへのコンバート」を可能にするモーター+バッテリーキットが登場するかもしれませんね(そうなるとチューニングショップや整備工場の仕事内容も変わってきそう)。

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