| いつかはクルマもこういった形になるのかもしれない |
![](https://intensive911.com/wp-content/uploads/2019/07/ferrari-mxxe-concept.jpg)
CGアーティスト、Rishav Kumar氏が考えた「フェラーリMXXEコンセプト」。
詳細が公開されておらずその内容は不明ですが、「XX」という文字がついているところからフェラーリの顧客向けレーシングプログラム「XX」で使用される車両であること、そして「E」の文字からエレクトリックではないかと想像できます。
なお、車体の構造は現代の技術水準だと実現が難しく、「ずっと先の未来」をイメージしたコンセプトカーのようですね。
フラッシュサーフェスは「未来」をイメージさせる重要な要素
全体像はこんな感じ。
強いウェッジシェイプとフラッシュサーフェスを持ち、そして盛り上がったフロントフェンダーは「ラ・フェラーリ」を意識させますね。
![d4e8e975470047.5c4def54a7f47](https://live.staticflickr.com/65535/48227504457_435f5f8130_c.jpg)
ボディサイドは大きくえぐられ、エアインテークのような構造も。
ドアの開閉方法は不明です。
![9462b475470047.5c4def54a6e10](https://live.staticflickr.com/65535/48227504122_84a4283a49_c.jpg)
なお、リアウイングは「リアホイールのハブから」ステーが発生しているという斬新な構造。
![6d3c0a75470047.5c4def54a7af4](https://live.staticflickr.com/65535/48227504182_6189c4cb2e_c.jpg)
ボディとグラスエリアとは一体化。
かなり未来感の強いデザインです。
![7b90e875470047.5c4def54a6a2f](https://live.staticflickr.com/65535/48227439886_acbf141746_c.jpg)
横から見るとこう。
かなり短いボディを持つようですね。
フロントのタイヤハウス上についている(マサルさんの肩についているような)「輪っか」の機能は不明です。
![82f93475470047.5c4def54a716d](https://live.staticflickr.com/65535/48227439921_bae5ff25cb_c.jpg)
上から見ると「Xシェイプ」を持つことがわかります。
「未来」を意識したレンダリングの多くは、こういったXシェイプシェイプを持つことが多く、これも「未来」描く際には外せない、重要な要素なのかも。
![b6b0f175470047.5c8ad4b7a6adc](https://live.staticflickr.com/65535/48227440006_8ec66aaa76_c.jpg)
リアにもフェラーリのエンブレム。
フェラーリが、リアにこの「四角い」エンブレムを用いた例は(おそらく)無いと記憶しており、通常は「跳ね馬(プランシングホース)」と「Ferrari文字」が用いられるのですが、これはおそらくデザイナーさんが意図的に採用したのでしょうね。
同デザイナーはポルシェ「ミッションM」も公開
そしてRishav Kumar氏は今回のフェラーリMXXEとは別に、ポルシェ「ミッションM」のレンダリングも公開。
この「M」が何を表すのかは不明ではあるものの、「”M”XXE」「ミッション”M”」といった具合に、もともとフェラーリやポルシェが使用していない文字をあえて表示するあたり、明確な意図があるものと思われます。
![08922c74601453.5c34e8a9d63a8](https://live.staticflickr.com/65535/48227590957_9e3b34c585_c.jpg)
ミッションMについて、上の「フェラーリMXXEコンセプト」に比較すると現実味はありそうに思えるレンダリングですが、やはり「ずっと先の未来」を感じさせますね。
そしてこちらも、本来ポルシェが「車体後部には使用しない」ポルシェクレスト(エンブレム)をリアに表示していて、やはりこれも意図的なのでしょうね。
![88b35374601453.5c3bcaacec6ae](https://live.staticflickr.com/65535/48227528151_54e90ff9af_b.jpg)
VIA:Rishav Kumar